連休前からはじめちゃんが知恵熱を出してイマイチ本調子でなく、3連休中も微熱を出しては寝たり起きたり超元気になったりの繰り返し。そんな訳で、香港からお友達のKさんが遊びに来てくれた以外はマンションを散歩したり玩具で遊んだりと、家でのんびりと過ごした。熱を出した先週、幼稚園から電話が来て迎えに行ったのだが、その時先生たちが「大丈夫、こういう時は背が伸びるんですよ」。おお~国によって知恵熱でもこんな風に言うのね。
久々に海賊版DVDを購入したので、連休中見た邦画2作。
●デトロイト・メタル・シティ(DMC)
ストーリー…さわやか系ポップス歌手とおしゃれな生活を目指し、進学のため上京した主人公だったが、大学を卒業し気付けばデスメタルバンド「DMC」のボーカルになっていた。主人公の夢とは裏腹にDMCは急成長を遂げ、ボーカルとしての才能も開花していく…。
DMC旋風は分かるが、デスメタルが滅茶苦茶うるさい。主人公、松山ケンイチの目指すさわやか系歌手というのがいわゆる小沢ケンジみたいな感じなのだが、ああいうのが流行っていない今、冷静に見ると微妙…。オシャレな生活も、自由が丘やフランフランあたりで売っていそうな雑貨や家具や服に囲まれた感じというか…。これが今流行の草食系男子?そして主人公がデスメタルのボーカル、クラウザー2世に変身した時、肉食系へ(ぶっちゃけ私はうるさくても気持ち悪くてもクラウザーの方が好きだ)。原作が漫画なのでわざとらしい所も多いが、その分かなり忠実に作ってあるのでは?エンターテイメントとしては面白い。
●おくりびと
言わずと知れたアカデミー賞受賞作品。派手なストーリーではないので、実際見ることをお勧めします。見た後は、納棺師の仕事に美しささえ感じるはず。死んでから霊魂はあるのか?とか分からないけど、死んでからもきれいな姿で皆にお別れをしてもらえるのは故人にとって幸せかもしれない。主演の本木さんのかなり練習したんだろうな~と思える手つきは鮮やかで見とれるほど。日本での納棺師という仕事の概念は、この映画の影響で今後かなり変わるんだろうと感じた。
先月初旬、私の祖父がそろそろ危ないと聞いたこともあり帰国したのだが、ちょうどその時だけ持ち直して元気になり、遠方に住んでいる上に私の帰国期間も短かったので会いに行かなかった。そして私が中国に戻って数日後、祖父が亡くなったという知らせを受け、結局お葬式には行けなかった。祖父は病院で亡くなったが、映画のようにきれいにしてもらったのかな?元気な時はきれい好きでおしゃれな人だった。祖父はどんな風に送られたのだろう。高齢化が進んだ所為もあり、私はまだ日本で身近な人の死に直面したことがない。映画のラストは、自分も主人公と同じ境遇になる可能性が高いので、考えさせられてしまった。人は誰でも、いつか死を迎えるんだなぁ。
久々に海賊版DVDを購入したので、連休中見た邦画2作。
●デトロイト・メタル・シティ(DMC)
ストーリー…さわやか系ポップス歌手とおしゃれな生活を目指し、進学のため上京した主人公だったが、大学を卒業し気付けばデスメタルバンド「DMC」のボーカルになっていた。主人公の夢とは裏腹にDMCは急成長を遂げ、ボーカルとしての才能も開花していく…。
DMC旋風は分かるが、デスメタルが滅茶苦茶うるさい。主人公、松山ケンイチの目指すさわやか系歌手というのがいわゆる小沢ケンジみたいな感じなのだが、ああいうのが流行っていない今、冷静に見ると微妙…。オシャレな生活も、自由が丘やフランフランあたりで売っていそうな雑貨や家具や服に囲まれた感じというか…。これが今流行の草食系男子?そして主人公がデスメタルのボーカル、クラウザー2世に変身した時、肉食系へ(ぶっちゃけ私はうるさくても気持ち悪くてもクラウザーの方が好きだ)。原作が漫画なのでわざとらしい所も多いが、その分かなり忠実に作ってあるのでは?エンターテイメントとしては面白い。
●おくりびと
言わずと知れたアカデミー賞受賞作品。派手なストーリーではないので、実際見ることをお勧めします。見た後は、納棺師の仕事に美しささえ感じるはず。死んでから霊魂はあるのか?とか分からないけど、死んでからもきれいな姿で皆にお別れをしてもらえるのは故人にとって幸せかもしれない。主演の本木さんのかなり練習したんだろうな~と思える手つきは鮮やかで見とれるほど。日本での納棺師という仕事の概念は、この映画の影響で今後かなり変わるんだろうと感じた。
先月初旬、私の祖父がそろそろ危ないと聞いたこともあり帰国したのだが、ちょうどその時だけ持ち直して元気になり、遠方に住んでいる上に私の帰国期間も短かったので会いに行かなかった。そして私が中国に戻って数日後、祖父が亡くなったという知らせを受け、結局お葬式には行けなかった。祖父は病院で亡くなったが、映画のようにきれいにしてもらったのかな?元気な時はきれい好きでおしゃれな人だった。祖父はどんな風に送られたのだろう。高齢化が進んだ所為もあり、私はまだ日本で身近な人の死に直面したことがない。映画のラストは、自分も主人公と同じ境遇になる可能性が高いので、考えさせられてしまった。人は誰でも、いつか死を迎えるんだなぁ。