昨日に引き続き出雲市の古墳です。
今回の妙蓮寺古墳は、前回の宝塚古墳から南東方向に1キロ弱離れたところの妙蓮寺の山の中にあります。
この古墳は後円部径約25メートル、前方部長約24メートルの前方後円墳です。後円部に横穴式石室があります。
ちなみにこれは前方部の写真
山の斜面の関係で前方部の方が高くなっています。
それでは、石室に近づいてみます。
おっと、閉塞石に使われていた石が転がっていますね。
そして、前方を見ると・・・
はうっ!! これは観音扉ではござらんか!?
そして扉の足下には
はうっ! なんでしょう?この円柱は?
期待に胸を膨らませて中入ります。
左の側壁。
そしてこれは右の側壁。
目の前に長大な家形石棺が横たわっています。縄掛け突起(家形石棺の蓋につけられている4つの突起のこと)がありません。
やはりこれも横口式の石棺です。
中を見てみます。
中も広々です。
天井石も巨大な花崗岩ですね。
わわっ!! またもコウモリさんがこちらを睨んでいます。
バタバタ・・・・・・
すみませんね。
全体的に石室内が汚れている感じですが、コウモリのフンでしょうかね?
この古墳からは、金銅製の鈴釧、ガラス製丸玉、円頭太刀などが出土しています。
※タイトルを入れ忘れていたようです。『タイトルをいれてください(必須)』とお叱りをいただきました(笑)