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どん底でのエネルギー

2010-07-30 21:00:03 | 日記
Y.O.U.さま。(35)

 落ちるところまで落ちると、ふつうは自堕落になったり、ヤケになったりしてしまうものです。でも、「囚人」ヨセフはちがいました。エネルギーをマイナスに用いて、濡れ衣を着せた奥さんをうらんで日を送るというのでなく、プラスに用いて、囚人仲間になったふたりの高官たちに、親身になって仕えたのです。


 「主がヨセフとともにおられた」からだと思います。

 パロの高官、献酌官と調理官は、ふたりとも牢獄の中で夢を見たのですが、その意味が分からず、不安にさいなまれていました。

 それに気づいたヨセフは、その夢の意味をめいめいに解き明かしてあげたのです。そしてその解き明かしのとおりに、献酌官はパロの赦しを得て復職がかない、調理官は処刑されました。

 赦免される献酌官に、ヨセフは自分が無実の罪で投獄されていることを説明し、パロ王へのとりなしを依頼しました。

 今日か明日かと良い返事を心待ちにしていたのですが、恩知らずにも、献酌官は、ヨセフのことをすっかり忘れてしまうのです。

2 コメント

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岩井先生 (Yuki)
2010-08-01 18:35:10
こんにちは。
今日はどうもありがとうございました。
私はヨセフの話を読んだとき、生まれたときから様々な夢を見たりして、本当にかみさまに愛された「すごい人」としか感じていませんでした。でも、先生がおっしゃるようにそこに兄弟を敬う気持ちや知恵がなかったんですね。お話いただいて初めて知りました。
そのようにヨセフをみると、「普通の人間」に見えました。私も挫折、自分の浅はかさ、未熟さを乗り越えれたらどんなにいいか、と思います。自分を責めるのをやめてとっとと何かはじめればいいと分かっているのに動かない自分が許せないですが、先生とお話しして、少し楽になりました。
家族とも相談して、すこしずつやろうと思います。
長文失礼いたしました。
Yukiさまへ (haji-mete)
2010-08-23 14:06:08
ほとんど一ヶ月ブログにご無沙汰しており失礼しました。すばらしい未来が開けるといいですね。お祈りします。

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