自由人の発信 おっさんの中国一人旅から国内旅。

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上海から船での帰国

2007-09-06 17:49:35 | 旅行記

卒業旅行1日目はhttp://blog.goo.ne.jp/haishi4706/d/20070812

語学留学開始はhttp://blog.goo.ne.jp/haishi4706/d/20070305

7月27日杭州とも暫くお別れ(9月には来たいと思っていましたが・・・)、今日は上海に移動。11時入管開始なので明日でも間にあわなくもないのですが、頼まれた烏龍茶を九星市場のあのお店で手に入れるのと、娘の友達が上海交通大学に留学中(私も面識がある子)で、娘を通して食事しようとなりましたので。

友達に預けていた荷物と旅行中のザック、そしてパソコン。中国での5ヶ月の生活はこれだけに収め、さあ!2007_08070009 2007_08070010

荷物から、上海へは東ターミナルからの長距離バス58元にして、大学からはタクシー(宿泊は一般扱いになるので80元/泊、タクシーは25元?)。バスは定刻8:42、半分ほどのお客ですが途中客拾いで止まることもなく2時間半ほどで上海南駅に隣接したターミナルに着きます。

買い物、ホテル探しがあるのでまずはキャリーを寄存へ預けるべく・・・、上海南駅の一時預かりはバスターミナルの反対側西北出入口脇にあります。案内表示は?。そして乗船乗り場近くのホテル探し!チケット購入のときに目星をつけていました。軌道交通3号線で宝山路、4号線乗り換えで楊樹路下車、道なりに楊樹路から大名路へ埠頭に向けて。目指すホテル(二つ星半か・・)では400元!暑いのと荷物があるのでしんどかったのですが、この値段では納得できません!さらに埠頭に向けて、次のホテルは満員、でもフロントの小姐 ”この先にもあるよ” ”謝謝!” なんと埠頭入口交差点すぐ横 翰博酒店150元(シャワーの口金はくたびれていましたが・・・、そう長くないかなー)。2007_08070014

埠頭へはここを入って行き、左の地下駐車場が入管になっています。2007_08070016

看板がホテルです。2007_08070019

大名路にはかっての建物も残っています。埠頭側は今再開発の真っ最中、反対側はこれからで、今はまだ今までの中国で食べ物屋さんを中心に・・・。この建物もリホームまでいってなくて、ホテル?でしたか。ここから外灘までは歩いても行けます。タクシーで10元、面白い地区です。

彼女との待ち合わせ時間は5時半、5時間ほど市場でお茶の買出し、その後荷物を引き取ってここまで。

お茶のお店に行くと、探しても?なんとお店改装中!思案しているとそこに大人と子供。大人のほうに ”主人はいないか?” ”不在!” 横で聞いていた子供がここの2階にいると言っているよう。お茶を買いに来たと言うと、その子が呼びに入ってくれました(残った大人、この役立たずのやつめが!)。夫婦で降りてきて、覚えているようで・・・。烏龍茶を半斤梱包で2斤750元(少しまけて貰った上に、新茶を1両サービス、喜ばれているようでした)。日本から注文、口座振込み支払いOK 。値段と品物がつりあってるようで、我が家で合格の品です。

荷物をピックアップしてホテルへ。もう上海地下鉄の窓口も充分対応できます。

さて夕食は彼女とホテル近くの海鮮(かっこいいレストランには意味を見出しませんので、彼女には悪いのですが)。狭い店内ですが、伊勢海老(後で思うに生きていたかなー?)、エビ、魚、貝を、二人してあちらの人にまぎれて楽しみました(私だけ?)。終わったあとは彼女、私が中国最後の夜だというので、付き合ってくれて、外灘へ。すごい人出でした!!ありがとう○○○!2007_08070012

翌日、乗船場はホテル前、チケットの確認もあるので少し早めに窓口に行くと、今日もここは閉まっています。2007_080700182007_08070017 

鑑真号のチケット売り場でないのかも、でも入口のガードマンはここを教えます。知らない人は ほんと迷ってしまうと・・・。

そこで前回行った向かいの18階の会社に行って問い合わせると、担当の者と連絡とってくれて、チケットはそのままで入管へ行くようにと。

入管を待っている間に何人かの日本の人もやってきました。雲南にしょっちゅう住んでるという、外務省のエージェントのような?人(私と同室、世界中の話が聞けました。それに雲南の銀細工は99㌫偽物と教えられました!)。67歳?かの人はチベットラサまで2等座席の乗り継ぎで行って、そこから今度はバス(正規のチケットでないよう?)で5日間かかって雲南に抜けてきたそう。まだ若そうな人は2年ほどタイのチェンマイにいて、今度雲南経由でこの船に乗り合わせた人。人数は少ないのですがサスガつわもの達。私なんか駆け出しといった所!!

さて入管もこんな人数(全部で50人もいません)では・・・、すぐに済んでバスで船へ(近くですが歩くには少し・・)。でもここも来年には様子は変わっていることでしょう。2007_08070020 2007_08070023 2007_08070026

そして出航、船はゆっくりと回頭。2007_08070029そしてまずは長江へ2007_08070030

彼女です。昨日は無理しなくていいからと言っていたのですが、見送りに来てくれました。でも埠頭内は入れないので、ここで待っててくれたのです。長江に出るまでの様子。2007_080700322007_080700342007_08070035

橋は楊浦大橋。そして長江に入り、外洋に向かいます。2007_08070036 2007_08070037

船は鑑真号といって こちらに詳しく載っています。http://www.fune.co.jp/chinjif/2007_08070038 2007_08070052

午後1時出航して翌々日の午前8時に神戸です。翌日の日の出はまさに船の進行方向!!日出る国に向かってといった光景。2007_08070043

そして日本時間午後7時ごろに関門海峡を通過。2007_08070048

私の故郷は北九州の若松。この少し前 仲間の一人が陸地が見えたのをさして、瀬戸内海に入っていると・・・。でもやがて白島の石油備蓄のあたりで我が故郷の陸地に気付きました、そう新日鉄の溶鉱炉です。小倉の住金の溶鉱炉も確認。日本に帰ってきたという実感です!

翌日定刻 船はいつもの様にといった感じで神戸の港に入って行きました。2007_08070050

日本の施設は何処ももう完成されたもの?接岸も淡々と。これだけの人数です、混雑することもなく?(私の前の人がコピー商品で長くかかりだしたので、すぐに列を換えましたが)。日本に帰国です。

時間があって、時期さえ良ければ(海が荒れなければの話。中国で運行しているので、ではないでしょうが少々の荒れ模様でも運行するそうです。その時は覚悟がいりますし、それからは船に乗れなくなるそうですので!)、船旅が絶対いいです!!時間も43時間 中一日ゆっくり船の中。ここでは朝食はサービスです!カレーで500円?。日本では普通でしょうが中国感覚から見れば30元、やはり5倍か!中国側の運行ですが船内の値段表示は日本円!カレーとハンバーグの2食で、後2食は中国のカップラーメン。

中国に入ったときの日本円9千円ほどあったので、これで我が家まで間に合うと思っていましたが、日本の物価の高さに改めて驚きです。フェリ-ではコンビニで買った弁当とまたまたカップ麺で我慢。

さて私は大阪高槻にいる姉に挨拶して(久しぶりのお寿司をご馳走になり感激!丁度甥家族が北京から一時帰国していましたので、賑やかに・・・、中国の話が通じます)、深夜0時45分?の新日本海フェリーで舞鶴から小樽へ、舞鶴へは新大阪駅の一階団体待合室集合で6時半?に専用バスが出ています2,500円。その夜8時40分ころには北海道です。

日本は幸せだなー? 街もみな小奇麗だ、特に年寄りが。小学生低学年の子供連れの親子、お年寄りが来たので席替わりました。意識的なその様子、そう日本ではこう言った規範が肯定されていてそれに対して意識的になっています。ある意味これはこれで素晴らしいことだと思います。これも豊かさでは!

一路北海道へ2007_08070056_2 2007_08070058_2

洋上行き違いの姉妹船。

これにて今回中国留学の旅を締めくくります。中国語の語学勉強、4ヶ月でしたがそれなりの結果があったようです、でも成果を出すには最低でもあとワンクルートライしたいものです。この9月からは行けませんでしたが、この後今のレベルをなんとか維持して、次回に備えることが出来れば次ぎの資格があると思います。

今中国銀行には6千元の残高を残してきました、北海道から船を利用すると往復 5万5千円、これに食事代。又は神戸~天津を組み入れた華北めぐりだと1万円アップ。今の中国はいつも私の好奇心を満たしてくれますし、中国の人達は 一人の私を気が付くと手助けしてくれています。その人の素晴らしさを体感すると この旅を終わらせることが出来ません。

コメント
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