自由人の発信 おっさんの中国一人旅から国内旅。

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伝統・・・。

2007-06-10 09:43:01 | 旅行記

この何回かお茶の茶葉や茶器について書きましたが、今いろいろと試してつくづく感じること!長い間に決められた形や仕様と言うのはそれなりの意味があるんですね。そしてそのバランスをうまく調和させたものが、伝統として受け継がれてきたのかと。

茶器ですが寄せ集めでは、お湯の温度に対する耐熱性やお湯の量に対する一連の分量(茶葉、茶海、茶杯等)のバランスが整わない感じです。よって流れが出来ません!伊達や酔狂でセットが出来ているんでないのが少しわかりました。

でもそれ相当のお店のこれはと言うのは結構な値段です、それが必要になるまでこれで我慢しましょう。

スーパーで買った斤350元の烏龍はいただけません、少し古いのかなー、渋みがかぶさりますし、香りが弱いです。いいお茶を味わうとこういった良し悪しが感じられます、が値段でそれを求めているうちは商売になりませんね!

景徳鎮、宜興、九江、景寧、梅家、龍井、黄山、安吉と訪ねて場所と品物は確認できたのですが、人に伝えられるような知識を身に付けるにはそれ相当に時間が必要なのでしょう。

今日は星期二の考試に備えて!気温26度少し風があって気持ちいいです。

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南宋官窑博物館

2007-06-10 00:17:12 | 旅行記

蓋碗を茶碗で代用と考え前回写真の物をそろえたのですが、熱湯を使用するには不向きでした。やはり急須を求めたほうがいいかと、そこでまだ足を伸ばしていない杭州陶甕品市場を覗こうと(岳廟から1路線2元)、遠出を止めた今日出かけて見ました。

バスはなんと龍井の山まで上がっては、また西湖の南岸へ下りてきて、さらにまた南へトンネルを抜けたところへ。博物館という表示が目に付いたのでともかくバスをおりました。表示は南宋官窑博物館 ヤヤ!今日に限ってデジカメ忘れています!!(今回は写真でお見せできません!)。 

ここは過っての南宋時代に官窯があった所でした。杭州の豊かさなのか、文化的な環境からか、敷地といい、施設といい、結構な施設です。展示品も多くはありませんが、出土品を中心に展示されていたり、工芸制作エリアも設けて(今日はお休みでした)、感心したのは過っての官窯発掘跡を建物ですっぽり覆い展示しているのです。登り窯の発掘跡なんかもそのままを!ミニ兵馬俑です。デジカメを忘れたのはかえすがえすも・・・。おまけに入場料はただ、杭州の博物館(茶葉博物館、シルク博物館、杭州博物館、浙江博物館)はどこでもです。そしてなぜだかここには人がいないのです。またまた独り占めでゆっくり見物させてもらいました。そこには南宋時の杭州の街の規模もありましたが、勝手にタイムスリップして楽しみました。

さて本来の目的?安い急須はと・・・。ヤアヤア!周りは建築の陶磁器関係、便器やバスタブ、陶板等々のお店ばかり、どこに行っても思うのですが・・・・、ほんと同じ品物(お店によっては違うのかな・・・)。夜店で売ってるものなんかどこも扱っていません、たまにあった観光客相手のお店では急須が40元(杭州磁器?)。

捜しあぐねていたとき、ホテル、食堂関係のフロアー案内が眼に入りました。そうここにはホテルに置いてある急須や湯のみその他何でも、功夫茶には少し大きいのですが値段も適当な(7.8元)のを買っての帰路でした。

帰路は西湖南で下りて、西湖を突っ切るように蘇提を歩いて帰ってきました。今日の蘇提は湖面を渡ってくる風と柳を主にした木々の木陰でまさに 杭州! といった所でした。1時間半近く歩いたので7・8キロは歩いた勘定です。急須を求めての旅でした!

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