つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

チャングムとついに…

2006-08-13 20:49:46 | テレビ
前回チャングムとミン・ジョンホの恋の行方を心配していたが、
ついに、二人は結ばれましたネエ。と言っても見た人は、
お分かりだろうが、心が…で、ある。

チャングムが、同僚達から見捨てられたショックに打ちひしがれていた
ところへ、ジョンホが、掟を破って飛び込んできたのである。
こういう場面設定が実にうまいのだ、脚本のキム・ヨンヒョンが。

人間にとって、いやそこまで大きく言わなくても、チャングムにとって、
絶望から来る孤独ほど、辛い苦しみは、ないのではないだろうか。
ましてや、友人思いのチャングムが、寝食を共にした同僚達に信じてもらえず、
見捨てられた思いは、孤独のきわみだったに違いない。

そこへジョンホが現れ、必死に励まして、まだ自分を信じてくれる人がいる…。と
チャングムに思わせる、絶望の中のきらめく光になるのである。
その光になったジョンホと気持ちが一つになって、二人は熱い抱擁を
交わしたのだった。

このシーンのことを、ジョンホ役のチ・ジニが話していたが、脚本では、
キスシーンになっていたそうだが、二人で相談して強い抱擁に留めたという。
見ていた私も、「ウ~ン…」と納得した。あれでいいんじゃないだろうか。
それにしても、この二人、すでに息が合っているではないか。
また少し嫉妬、シット…。

でもこの二人、これ以上の表現はないとみた。本当の愛は、きっと
これで、充分なのである。

そしていよいよ、ハン・サングンの復習を誓ったチャングムが、
具合いを悪くしたチェ・サングンの担当医女として、登場したのである。
果たして、復習か、医女としての心か…。
きっちりテーマへと、脚本が導いて行くのである。
いや~お見事というしかない。
脚本家キム・ヨンヒョン恐るべし。

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夏の声

2006-08-12 06:41:02 | ちょっとした出来事
私は九州に生まれ、名古屋に越して、東京へと出て行った。
それから20数年。再び名古屋へ、帰ることになったのだが、
それが丁度10月だった。

久々に踏む名古屋の地を味わいつつ、
扇橋という橋を渡りながらふと、川を覗くと、
割と澄んだ流れの中に、群れ泳ぐ魚が見えていた。

東京では、こんな光景はなかなか見ることはできなかったので、
嬉しかった。さらに嬉しかったのは、翌年の夏になって、熊蝉の声を
聞いた時である。

東京でも、蝉の声は聞くのだが、熊蝉の声は
まず、聞かない。名古屋で特に驚いたのは、並木道の並木で、
熊蝉が、「ワシワシ」と大鳴きしていたことである。

以前住んでいたときは、こんなに蝉が鳴いていたかなあ…
と、思うほど鳴いていた。

私は夏が大好きで、その夏の声である蝉の声は好きなのだ。
特に熊蝉は大好きで、東京で聞けなかった分、嬉しかったのである。

九州は、長崎生まれなのだが、長崎では熊蝉はよく鳴き、ミンミン蝉
は、鳴かない。だから、TVで、東京が舞台のドラマなどで、「ミ~ンミ~ン」
と、ミンミン蝉の声が入っていたときなど、「あれ、蝉のつもりか…」と
ヘタな音声位に思っていたのである。

逆に東京で、生まれ育った人は、熊蝉の声を不思議がるに違いない。
ところが、最新情報によると、12~3年前あたりから東京でも
熊蝉が、ちょこちょこ鳴き出しているという。どうも地球温暖化の
影響で、熊蝉が北上しているらしい。

蝉の声もよく聞いていると、一日でそれぞれの時間分担みたいなものが
あって、鳴いている。
まず、朝一でニイニイ蝉が、例の耳鳴りのような、声で「ジ~…」と鳴き出す。
続いて、熊蝉の登場だ、「ワシワシ」と昼頃まで鳴いている。
それからベルのような「ジリリリリ」の油蝉となり、
それぞれが時折り重なり合って、蝉時雨となる。

熱帯夜のときなど、真夜中でも、油蝉が泣き通したことがある。
それにしても、蝉のあの小さな体のどこから、町中に響くような
あんな声が出てくるのか、不思議でもあり、驚異でもある。
そのせいもあって、私の蝉の句は、多い。

恋蝉の真夜の一山眠らせず
木を鳴かすにいにい蝉の何処にいる
仰向けるうつ伏せる地の蝉時雨
蝉の四肢空掻きて聴くレクイエム
羽ばたきて水輪みのわの蝉時雨

短い命を体を振り絞って鳴く蝉こそ、夏にふさわしい存在だと思う。
今も蝉が眼を覚まして鳴き始めている。
夏を惜しむように…



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「チャングムの誓い」の一人勝ち

2006-08-10 04:00:02 | テレビ
毎週「チャングムの誓い」だけは、かかさず見ている。
やっぱり面白い。抜群と言ってもいいだろう。
母代わりのハンサングンが死ぬ時は、ちょっと
不満だったが、脚本がいい。

サクセスストーリーの中に、サスペンス、政治の陰謀、
もちろん恋愛、すべてのドラマの要素が網羅されている。
そして何より、今日本で失われてる、憂い、はにかみ、とまどい、
これらの微妙な表情を、イ・ヨンエが好演している。

またバックに流れる子供らの歌がいい。
平和、追憶、望郷、そんなものを感じるのだ。
特に、ひとり苦しんでいる時などに流れる哀愁を帯びた独唱が、なんとも
切ない。そう、この切なさが、またいい。

この、「チャングムの誓い」は、基本的に女性のドラマである。
敵味方にはっきり分かれていて、どちらも、美形女優が演じている。
この美しき悪女が、また憎たらしくていいのだ。

このように、女優はお年寄りにいたるまで、美形を揃えているのだが、
男優にいたっては、まったく、と言っていいほど美形はいない。
その中で、ただ一人、チャングムの恋人役の男優チ・ジニが
品性豊かな眼差しを持った、ま、美形に入るでしょう。

はっきりいって、彼の一人勝ちである。「ク~うらまやしい」
先週番組の後で、彼のことに、触れていたが、この「チャングムの誓い」の
配役を聞いた時、大喜びで引き受けたという。そりゃそうだろうなあ
当然当然。ま、私も好きな俳優なので、嫉妬しつつも、応援しております。

今後ふたりの恋の行方はどうなるのか、大いに気になりつつも、
やっぱりうらやましいのだ。いいなあチ・ジニ…。
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続・腹さわぎ

2006-08-09 06:27:55 | ちょっとした出来事
「がんセンター」へ行ってきた。私は検診での再検査は、
ここでやることに決めている。この年になると、やはり
心配なのは、癌なので、専門の病院が一番いいと思ってのことである。

ここでは、例えば、腹具合が悪いといって行くと、その日の診察室で、
いきなり肛門に指を入れて、直腸癌の触診をする。胃の場合だと、
レントゲンは、なしで、すぐ胃カメラをやる。といった具合である。

この日は、胃カメラの日取りを決めるだけで、朝9時半から昼過ぎまで
かかってしまった。

来週から夏休み(9日)。お絵描きと、検査に明け暮れますか…。
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腹さわぎ

2006-08-07 04:57:07 | ちょっとした出来事
胃部X線検査
胃ポリープ(疑)
要精密

会社の検診で引っ掛かってしまった。
別に胃の具合いは悪くなかったのだが…。

ま、しょうがない、来週から丁度夏休みになるので、
その間になんとか検査に行こうかな。

ウ~それにしても、検査に引っ掛かるのは、嫌なもんだ。
最悪の場合、切腹ということになるし、最低嫌いな
胃カメラを飲まなくちゃならないし。

今年は激動の年だし、ちと心配ではあるが、どうしようもない。
まさに腹をくくるしかない。
行ってまいります。
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