つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

植物の気持ち

2007-05-19 04:50:47 | ちょっとした出来事
どこでどんな風にして、そのブログにたどり着いたのかについては、
まったく記憶がないのだが、気が付いたら
「杉原梨江子」という名前の方のブログだった。

「木精占い」とかいうのだったと思うのだが、木や花といった
植物と話ができるというのである。

私は以前、センサーを付けた大根が包丁で切られるとき、
「ギャー」とか、悲鳴に近い音を出してセンサーの針が
大きくぶれるのを見たことがある。

以来植物にも感情があるんだ…と確信を持っているのだが、
これはただこの実験を見てそう思ったのではなく、
以前からそんな感じを抱いていたのだ。

このブログによると、例えば植物もペットと同じように
植木に名前を付けてあげようとか、植物は淋しがりやなので、
常に話しかけたり、さわってあげるとよろこんで花ならきれいに、
観葉植物なら鮮やかな緑に、とかがやいてくれるというのである。

以前このブログでも「花とおじさん」シリーズを書いたことが
あるように、私は知らず知らずのうちに、こんな様なことを
実践していたのである。

丁度いま玄関のドアを開けてすぐのとこに、キンセンカが鮮やかな
オレンジ色で咲いている。まだ蕾もたくさんあってこれから…というところだ。

そこで、早速出掛けには「おおきれいだなあ、」と言ってから、
「行って来ま~す」と声を掛けて行き、帰って来たら、「ただいま~」
と言って身をかがめるように覗き込んであいさつするようにした。

心なしか一層花にツヤが出たような気がしている。

杉原さんは言う。「ペットは人が看取り、植物は人を看取る」と。

考えてみると人類より以前から存在していた植物は、いわば
この世に生を受けた大先輩なのだ。
この大いなる隣人に敬意を表して接するのは当然なのかもしれない。

今キンセンカの近くでは、アジサイが芽を出して花を
開くのを待っている。
「きれいな花を咲かせてよ」とすでに声を掛けて待っているのだ…。


コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「特急田中3号」だそうな | トップ | 出会いの不思議 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (nadja)
2007-05-19 14:12:56
花とは「植物の幹茎に生じて、有性生殖をする器官」と辞典にある。要するに生殖器なのである。かって作家の永六輔氏がある講演会に招かれたとき演壇にいっぱい花が飾られていて氏曰く「花は植物の生殖器です。私は無数の生殖器に囲まれて今とても幸せです。」と言った話があります。私も氏と同じく俗的人間かこんな卑猥な見方をしてしまい川端さんのようなロマンチストでなく申し訳有りません。永さんの訥々とした喋りだと嫌みがないのに私だと単なる助平親父ですね。でも美しい生殖器大好きです。
返信する
ps (nadja)
2007-05-19 14:16:50
私のホームページにブログを追加しました。又訪問してください。
返信する
右に同じです (issei)
2007-05-21 04:41:04
私はかなり以前から花は生殖器だと
思っていたので、ジッと花を見るのが
妙に照れくさかったものです。

しかしある時、そのどうどうと生殖器を
かざす花の潔さにむしろ感動を覚えるように
なったのです。

以来花を見るときは、一匹の蜂になったものです。

今はまたちょっと違った接し方になりましたが、
蜂の心は内包しています。
返信する

コメントを投稿

ちょっとした出来事」カテゴリの最新記事