ほんとのほんとに最後？

それにしても名残惜しい「奈邪」での展示だったが
５月３日の休みに作品の搬出を行った。

この日はＧＷの真っ只中のせいか、１号線は混んでいて、
いつもより３０分遅い２時間３０分かかって「奈邪」へ到着した。

例によってカミさんと二人だったが、「奈邪」ではすでに
新しい作品ドライフラワーの「リース」が壁一杯に飾られていた。
ひとしきり眺めたが、なかなか渋い色合いできれいだった。

小物を眺めていたカミさんが、「一つ買ってもいい？」というので、
「いいよ」と言うと「これ可愛い」と持ってきて見せてくれたのは
小さな籠になにやら黒いものが入っていて、ちょこんとリースが
飾ってあるものだった。後で知ったのだが、その黒いものは炭の束だった。
炭はにおい消しなどで知られているが、環境にいいらしい。

好きなカレーとアメリカンをいただいて、「奈邪」での最後の食事をした。
マスターと話をしているなかで、４月３０日（日）に
私の展示を見に、どなたか御婦人がみえたと聞いた。

「奈邪」は日曜日だけ午前中しか営業していず、午後に来られたそうで、
展示は見れずじまいになってしまったそうな。

せっかく来ていただいたのに申し訳ない思いで、どなたなのか
大いに気になった。是非ともその旨知らせてほしいものである。

作品を全て運び出し、マスターにお土産の日本酒を又いただいて、
「奈邪」を後にした。

見えていた豊川の山々がついに見えなくなり、帰名した。

その夜、いただいたお酒を飲み干してしまったのは言うまでもない。
ウ～またまた大変おいしかったです。
いい思い出をありがとうございました。