花冠俳句フェスティバル

花冠発行所
代表 高橋正子

水煙俳句フェス報告②/鎌倉文学散策吟行

2007-11-27 05:48:52 | Weblog


北鎌倉円覚寺山門 夏目漱石「門」に書かれている。(古田けいじ撮影)

■水煙俳句フェス二日目/11月25日(日)
□鎌倉文学散策吟行

①池田加代子記

<6:30 ホテル出発 -(タクシー)-横浜駅-(JR)-北鎌倉駅 「円覚寺」>

フェスティバル2日目も朝から快晴に恵まれ、すばらしい吟行日和となりました。
早朝、先生のお部屋にサンドイッチやおにぎりなどの朝食が用意され、どなたも前日のお疲れを感じさせず、着々と準備を整えられました。6時半にはホテルから4台のタクシーに分乗し横浜駅まで。横浜からJR横須賀線に乗り30分ほどで、鎌倉吟行のスタートとなる「円覚寺」のある北鎌倉の駅へ到着しました。円覚寺開門の8時まで少し時間がありましたので、近くの東慶寺の方まで信之先生が皆さんをご案内されました。東慶寺境内の奥には西田幾多郎、鈴木大拙など、多くの思想家、文人の墓所があります。円覚寺開門時間の少し前に、皆さんがお戻りになったところで、藤田荘二さんが合流されて、総勢14名の吟行がはじまりました。

円覚寺は臨済宗大本山であり、鎌倉五山第二位の大寺です。総門を入り、三門そして仏殿へと、大きな気持のいい空間が広がっています。歩みをすすめれば、たった今掃き清めたばかりの箒目の美しさに禅寺らしい緊張感も感じられました。北鎌倉の清々しい空気の中では、鳥の声も鋭く聞こえ、気温も横浜より低く感じられます。境内では50分ほど時間をとって、方丈庭の巨大な柏槙(びゃくしん)の老樹、国宝の「舎利殿」、「洪鐘(おおがね)」、漱石の参禅した「帰源院」を、正子先生にご案内いただきました。

「洪鐘」のある高台は見晴らしのいい場所ですが、皆さんのお心がけの良さの賜物でしょうか、美しく冠雪した富士を望むことができました。新幹線からご覧になった方々のお話によると、昨日の富士は雪が少なかったようですが、今朝は雪の量も増えていたようで何よりでした。洪鐘の傍には柊が白い小花をつけているなど、豊富な句材を得て、みなさんつぎつぎと俳句をつくっておいでのようでした。

<8:50 円覚寺前-(バス)-鎌倉駅-(バス)-大仏前 「高徳院」>

円覚寺前からはバスを乗り継ぎ、次の目的地は大仏で有名な長谷の高徳院です。今回の吟行はバスや電車を細かく乗り継いでのものでしたが、愛代さんが事前に調べてご用意くださった「鎌倉フリー環境手形」は、特定区間であれば自由に乗り降りできるというもので、乗り降りが大変スムーズで安心でした。バスを乗り継ぐ吟行もなかなか楽しいものです。

高徳院境内では、星野立子の句碑「大佛の冬日は山に移りけり」と、川端康成の「山の音」にも出てきますが、与謝野晶子の有名な歌碑「鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな」を正子先生にご案内いただきました。(晶子の歌では釈迦牟尼ですが、阿弥陀如来坐像です。)
露座の大仏の丸い背中の後ろには、この日はこの上なく真っ青な空が広がり、いつまでも向き合っていたいような大らかさがありました。

<大仏前-(バス)-長谷下車 「川端康成旧居・鎌倉文学館・虚子庵跡・由比ヶ浜」>

再びバスに一区間だけ乗り、川端康成旧居へ。裏山の甘縄神明神社は「山の音」のなかで信吾の家の裏山の神社として描かれています。そのまま、愛代さんのご案内に従って、静かな住宅地の中を鎌倉文学館まで歩きました。鎌倉文学館は旧前田侯爵鎌倉別邸を改築し、鎌倉にゆかりの深い文士たちの資料が展示されているところで、現在は中原中也展が開催されています。館内の展示物もさることながら、芝生と薔薇園を隔てて海の見える絶景が楽しめます。どなたもそれぞれ、文学に浸ったり、薔薇園を歩いたりと、ゆったりした良い時間を過ごしました。

ここからは由比ヶ浜まで、南の方へ明るい方へ、ぽかぽかと気持ちよい日差しの中を下りました。途中立ち寄っていただいた、高濱虚子庵跡は江ノ電の踏み切りのすぐ際にあって、「波音の由比ヶ浜より初電車」の小さな句碑が立っています。虚子の生活からの線路の近さと浜辺の近さに驚き、この句をいっそう近く感じることができたように思います。

そのまま信之先生のご先導で、昼食句会を行う「わかみや」の場所を教えていただき、直ぐ前面の由比ヶ浜に出ました。きらきらと目の前に広がる海も空も、走り出したくなるような開放感に溢れています。海を向いたベンチで光りを浴びながら、句友の皆様ととても幸せな気持で昼食までの時間を過ごしました。

<昼食・句会・江ノ電>

「わかみや」にて五句投句し、選を楽しませていただいた後、ビールで乾杯となり、和気藹々と名物のしらす丼を堪能しました。どなたの句にも今日の鎌倉がいきいきと映っていて、吟行の選は本当に楽しいです。食後に時間の関係で、正子先生の選と高点句のみ発表され、昼食句会は終了しました。古田けいじさんと高橋秀之さんはご予定があるということで、ここでお別れとなりました。

その後このまま江ノ電の由比ヶ浜駅から鎌倉駅に戻る予定でしたが、信之先生のご提案で、せっかくなので遠方からの方に江ノ島を観ていただこういうことになり、藤沢行きに乗り、江ノ島駅で折り返して鎌倉へ戻ることにしました。観光日和のため車内が混んではいましたが、窓に膨らむ七里ヶ浜や江ノ島の景観や、家々に触れそうな江ノ電の楽しさを味わっていただくことができたのではないかと思います。藤沢からお帰りになる渋谷洋介さんとは江ノ島駅でお別れいたしました。

<鎌倉駅-(JR)-横浜駅>

帰路、JR横浜駅で原順子さん、そして新幹線でお帰りになる黒谷光子さんと多田有花さんともお別れし、飛行機でお帰りの藤田洋子さん、井上治代さん、岩本康子さんの乗った羽田行きのバスをお見送りさせていただいて、名残惜しくも今回の吟行の全行程を終えました。

吟行の記録をとのことで、思い出すままにだらだらと書き連ねてしまいましたが、事前の入念な調査とご準備があってこその楽しい吟行であったと、信之先生、正子先生、愛代様には、心より感謝しお礼申しあげます。そして、楽しい時間を過ごさせてくださった句友の皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。またお会いできる日をこころより楽しみにしております。

②藤田洋子記

「鎌倉吟行記」はすでに加代子様が詳しく報告してくださいましたので、ご案内していただいた主だった場所を少しだけ自身の拙句を入れて振り返ってみました。
早朝、日曜日の北鎌倉駅はやや寒さは覚えるものの、人通りもなく、今日の吟行の始まりに、程よく気持ちの引き締まる思いがいたしました。

 朝霜の北鎌倉に降り立ちぬ

東慶寺は拝観前で境内にこそ入れませんでしたが、こじんまりとした茅葺きの山門、門前に色づく紅葉の枝、咲き始めの山茶花などその昔の尼寺としてのゆかしさを感じさせてくれるものでした。寺苑の朝の清々しさは言うまでもありません。
  
 山門の小さき寺の薄紅葉

円覚寺は東慶寺とは対照的な鎌倉武士の仏教信仰の気概をも感じる広大な敷地の大寺でした。古刹の朝の清浄さに包まれて、鳥の声も近くに、鮮やかな紫の冬牡丹や姫蔓蕎麦の花の彩りを楽しみながらゆっくり散策できました。やはり富士を眺めた「洪鐘」、漱石の参禅した「帰源院」は印象的でした。

 禅寺に朝日差しきて冬紅葉

バスで鎌倉の街を通って高徳院に着く頃は、人出も多くなり、すっかり日も昇って、きれいに澄んだ空のもと大仏を仰ぎました。幾多の時代を経ても崇敬され続けた大仏の威厳さをあらためて見る思いでした。正子先生の立子の俳句鑑賞を思い出しつつ立子句碑、晶子歌碑も巡りました。栴檀の実が金色に輝いていました。

 どこからも大仏見えて冬晴るる

大仏をあとに、川端康成旧居、閑静な住宅地を歩いて、自然に囲まれ海の望める鎌倉文学館へ。錚錚たる文士たちの直筆や文学資料の展示、心に沁みる中也展、柔らかな窓の日差しに心安らぐようなひとときでした。

 中也読む文学館の冬日差し

文学館からゆっくり徒歩で虚子庵跡へ。

 師の後ろ歩く鎌倉路地小春

明るい日差しの中、小さくも存在感のある虚子句碑でした。歩きながら虚子の生活風土を感じつつ、以前より句の理解をできたように思います。
そして、由比ヶ浜へ。

 ゆったりと由比の冬波寄せきたる

朝から数時間の吟行ではありましたが、鎌倉の歴史、自然、地理などあらためて知りながら、目にふれるもの全てが心に残る風景となり、大切な旅のひとときとなりました。この日のために尽力をしてくださった信之先生、正子先生、お世話いただいた皆様に心より感謝いたします。また、ご一緒いただいた皆様、ともに楽しいひとときをありがとうございました。

●鎌倉吟行入賞句

【最優秀】
万両や日の昇りくる帰源院/多田有花(北鎌倉円覚寺・漱石参禅)
【優秀7句】
空広し枝の先より紅葉して/井上治代(北鎌倉東慶寺)
石蕗の黄に朝の木漏れ日掃き寄せる/藤田荘二(北鎌倉円覚寺)
大仏に冬空の青限りなく/池田加代子(大仏高徳院)
大佛を仰ぎ楝(おうち)の実を見上げ/黒谷光子(大仏高徳院)
立子の碑しずまりており石蕗の花/渋谷洋介(大仏高徳院)
ゆったりと由比の冬波寄せきたる/藤田洋子(由比ヶ浜)
横須賀線窓に芒のみな解け/臼井愛代(北鎌倉辺り)

■鎌倉吟行写真集
□古田けいじ撮影
http://www.myalbum.jp/Pc/Albm_Dspy.aspx?albumID=1cd265e3a0da&imageID=d4db75c8a425



左より 東慶寺山門/円覚寺舎利殿/円覚寺洪鐘(おおがね)/円覚寺帰源院/鎌倉由比ヶ浜虚子庵跡(クリックし拡大してください)

■フェス大会テーマ「文学と生活風土」■

2007-11-07 22:14:35 | Weblog
■大会テーマ「文学と生活風土」―嘱目・吟行・オフ句会―
□水煙代表 高橋信之

 文学や芸術では、主体的な創作が問われているのは当然のことだが、日本の文化では、特に伝統的な文化では、その理解がそれほど簡単なものではない。伝統というものは、あらゆるジャンルと総合的に関わっているからである。日本の詩は、明治以降の現代詩であっても、自然との関わりが深いことで、独自なものである。朔太郎の詩を読めば、その自然描写に驚く。俳句における自然との関わりは、周知のことであろう。虚子の花鳥諷詠のレベルで言っているのではない。
 文学としての俳句は、自然との関わり、作り手が住む風土との関わり、作り手の生活との関わりがその解釈上での重要な鍵となる。夏目漱石の『門』をより良く理解しょうと思うならば、漱石が参禅し、小説『門』の舞台となった鎌倉の円覚寺の山門を訪ねたらよい。川端康成の『山の音』をより良く理解しょうと思うならば、康成が住んでいた鎌倉長谷の旧宅を訪ね、その裏山や由比ヶ浜といった風土に身を置けばよい。虚子の俳句をより良く理解しょうと思うならば、虚子庵のあった鎌倉由比ヶ浜に行くとよいであろう。
 今年の俳句フェスティバルは、11月24日・25日に横浜・鎌倉で開催し、その大会テーマに「文学と生活風土」を選んだ。嘱目・吟行・オフ句会の意義を学びたいと願ったからである。特に「嘱目」を重視したい。気をつけて見ること、目に触れたものを吟ずること、である。

■追記/朝日新聞を読んで
□水煙主宰 高橋正子

地縁、血縁、社縁といったつながりが弱まり、インターネットを介して人々が結びつく「ネット縁」の存在感が増している。(中略)
とりわけ、今年にわかに知名度を高めたのが「セカンドライフ」などの仮想空間コミュニティーサービス。(中略)
その鍵は「現実」をまぶすさじ加減にありそうだ。(中略)
今や世界の1千万人が「住民登録」しているというSL(セカンドライフ)は、建物や衣服など、すべてが立体CG(コンピューターグラフィック)で作られた仮想世界で、参加者はアバターと呼ぶCGの身体を介して活動する。(中略)
SL研究の第一人者のデジタルハリウッド大学院教授の三淵啓自さんは、「仮想世界は架空世界ではない。現実の補完機能として一種のユートピア実験ができる場」と言う。
 以上は、11月7日の朝日新聞からの書き抜きだが、水煙の「インターネット俳句センター」でも、同じ問題を抱えている。ここでは、確かに仮想世界のコミュニティーを作り上げているが、現実世界との関わり、仮想世界と現実世界との関わりをうまく働かせる必要が重要だ。ネット句会を仮想世界の句会とし、現実の嘱目、オフ句会とどう向き合うか、が課題となる。これは、11月24日の水煙フェスティバルの大会テーマでもある。機を得て、このことがテーマとなった。

■ご案内/俳句フェスティバル2007in横浜■

2007-11-07 20:40:17 | Weblog
■大会テーマ「文学と生活風土」―嘱目・吟行・オフ句会―
■主宰 高橋正子/水煙発行所
■本部長 高橋信之
■時  11月24日(土)~25日(日)
■所  神奈川近代文学館中会議室
(231-0862 横浜市中区山手町110/℡045-622-6666)
http://www.kanabun.or.jp/
●交通手段と地図
http://www.kanabun.or.jp/0g20.html

▼第1日/11月24日(土)
●受付開始 午前10時30分
○受付 藤田洋子・高橋句美子
○投句は当季雑詠2句(嘱目を歓迎)
●大会開会:午前11時
○総合司会   藤田荘二
○開会の挨拶 古田けいじ(同人会長)
○水煙各賞表彰
 ☆水煙賞    岩本康子・池田多津子
 ☆橘俳句賞  おおにしひろし・高橋秀之
 ☆水煙新人賞 野仁志 水音
○記念卓話「俳句と私」 黒谷光子氏
○記念句会   臼井愛代(司会)
○昼食会(自己紹介)
○記念句会入賞発表(講評 高橋正子先生)
○閉会の挨拶 藤田荘二
●大会閉会:午後2時

●懇親会:午後4時~5時30分(司会 池田加代子)
●第2次句会(ホテル和室):24日(土)午後5時30分~8時(午後5時投句締切)

▼第2日/11月25日(日)
●吟行(鎌倉文学散策):11月25日(日)午前6時30分~午後2時
○案内:高橋信之(下記アドレスの吟行報告(10月28日と11月8日)を必ずお読みください。)
http://blog.goo.ne.jp/npo_suien115/

●フェスティバル解散:11月25日(日)午後2時

■会費■
○24日のみの1日参加費(会場費・昼食費・懇親会費などを含む):1万円
○2日間参加費/24日~25日(大会会場費・大会昼食費及び2次句会費・ホテル宿泊費・ホテル朝食費などを含む):2万円
○吟行参加費/25日(昼食費・交通費・拝観料などの実費を各自負担)
※会費は、24日の集合時に受付に納めてください。

■ホテル■
○メルパルク横浜
(〒231-0023 横浜市中区山下町16/Tel 045(662)2221(代)
http://www.mielparque.jp/ykh/ykh01.html

▼出席者一覧は、<コメント>をクリックして、ご覧ください。

水煙俳句フェスティバルにご参加、ご協力ありがとうございました。

2006-11-20 23:22:06 | Weblog
18日の隅田川クルージング、19日の水煙俳句フェスティバルには、24名の皆様のご参加をいただきありがとうございました。おかげさまで、18日のクルージングは晴天に恵まれ、隅田川の嘱目吟行を楽しむことができました。19日は、あいにくの雨でしたが、それも芭蕉記念館での催しらしく時雨と言うわけで、情趣を添えてくれました。フェスティバルのために、遠く、新幹線や飛行機などで、ホテルをとってのご参加の方も大勢でした。臼井虹玉さんには、フェスティバルの準備をお手伝いいただき、ありがとうございました。フェスティバル中には、それぞれの方々がお役に当たってくださり、お世話になりました。お礼申し上げます。

また、フェスティバル開催にあたり、皆様からお祝、お菓子、祝電をいただき、盛会の内に2日間のフェスティバルの行事を終えることができましたことを心よりお礼申し上げます。以下にいただいた方々のお名前をあげさせていただきます。

<お祝>藤田洋子・祝恵子・今村七栄・臼井虹玉・池田加代子・渋谷洋介
<お菓子> 志賀たいじ・藤田洋子・篠木睦・古田けいじ・黒谷光子・大山凉・今村七栄
<祝電> 藤田裕子・志賀たいじ

フェスティバルの会計は、お祝をたくさん頂きましたので、68500円の黒字となりました。これは水煙発行所の維持会費とさせていただきますのでご了承ください。(高橋正子)

追記:フェスティバル終了後、お礼、お祝を次の方から頂きました。どうもありがとうございました。
  大給圭泉・篠木睦

これは、黒字分3万円の追加として、水煙発行所の維持会費とさせていただきます。ご了承ください。

入選句一覧

2006-11-20 13:32:02 | Weblog
■隅田川クルーズ吟行
□高橋信之選
【金賞】
★カーブして冬空に透くレインボーブリッジ   今村七栄

【銀賞】
★冬の日の渡し場へ白い綱太く         高橋句美子

【銅賞】
★かいつぶり水潜るたび遠ざかり        篠木 睦

【特選】
★銀杏まだ青き両国川下り           岩本康子
★百合鴎きらめく波のままに浮き        黒谷光子
★橋を吊るワイヤー冬陽に緊張す        古田けいじ
★石垣に寄せる潮濃く草紅葉          脇美代子
★自転車を土手に寝かせて日向ぼこ       小西 宏

■隅田川クルーズ吟行  
□高橋正子選
【金賞】  
★石垣に寄せる潮濃く草紅葉          脇美代子

【銀賞】  
★冬の日の渡し場へ白い綱太く         高橋句美子

【銅賞】  
★ゆりかもめ行方の海のきらきらと       池田加代子

【特選】
★銀杏まだ青き両国川下り           岩本康子
★橋を吊るワイヤー冬陽に緊張す        古田けいじ
★ビル上より冬日寄りくる隅田川        祝 恵子
★七島へ通う波止場や都鳥           小西 宏
★勝鬨橋開かず冬の舟に過ぐ          碇 英一

【最高点/12点】
★石垣に寄せる潮濃く草紅葉          脇美代子
【次点/10点】
★橋を吊るワイヤー冬陽に緊張す        古田けいじ


■記念句会
□高橋信之選
【金賞】
★一宿の四角の冬天暗きのみ          黒谷光子

【銀賞】
★都鳥空気のかるさもち泛けり         高橋正子

【銅賞】
★鴨を見て同じ夕日のなかにいる        臼井虹玉

【特選】
★水満たし時雨れて尚も隅田川         小川美和
★大川の波を光らせ都鳥            中村光声
★冬帽子思わず脱ぎて芭蕉庵          今村七栄
★雪の富士晴れて句会へ旅はずむ        古田けいじ
★ていねいに色を尽くして桐葉枯る       碇 英一

■記念句会
□高橋正子選
【金賞】 
★冬の句座両国よりの舟のゆれ         祝 恵子

【銀賞】 
★雪の富士晴れて句会へ旅はずむ        古田けいじ

【銅賞】 
★ていねいに色を尽くして桐葉枯る       碇 英一

【特選】
★水満たし時雨れて尚も隅田川         小川美和
★石蕗咲いて抜け来し森の印象に        臼井虹玉
★ここも晴れて冬大川の船着場         高橋信之
★旅二日心触れ合う芭蕉の忌          篠木睦
★ビル街の風は柳を散り残す          黒谷光子

【最高点/13点】
★鴨を見て同じ夕日のなかにいる        臼井虹玉
★【次点/10点】
深川や鬼平の町に冬灯り            高橋正道

▼伝言などは、下記の<コメント>の数字をクリックしてお書きください。

「水煙俳句フェスティバル2006in東京」大会記

2006-11-20 04:01:57 | Weblog

■大会記①/臼井虹玉(事務局)
□11月18日
  フェスティバル初日のこの日は、隅田川の吟行クルーズの日に相応しいよく晴れた朝となりました。
  クルーズ船出航時間の1時間ほど前に、両国の船着場に着いてみると、もう、正子先生と句美子さんが来ておられました。近くを散策しておられた信之先生も、ほどなく到着され、そこで打ち合わせ。
  正子先生と句美子さんは、参加の皆さんの集合場所である両国パールホテルに向われ、船着場まで皆さんをご案内して来られました。この日の参加者は16名。出航時間少し前に乗船の案内があり、水煙のグループは、乗船番号3番の順番でクルーズ船に乗り込みました。
  句会という目的がありますので、まず句会がしやすいような位置に席を取りました。私たちが参加した隅田川クルーズは、両国~お台場間を2時間20分かけて往復するというもの。乗船してまもなく、信之先生より、この日の句会の内容が私たちに知らされました。まず、お台場に着くまでの約1時間の間に吟行。5句を作り、お台場到着時に出句。この5句は、クルーズ船の中で作られた句に限るというものでした。ほとんどの皆さんが、前もって当季雑詠5句を準備してきておられましたので、この日の出句のルールに、ちょっと驚きの声をあげられましたが、皆さんすぐに吟行モードに入っておられるようでした。途中のお茶も断って、作句に集中される方々もおられました。
  お台場で出句が済まされたあとの、帰路の1時間は、互選と集計、高橋信之先生選並びに高橋正子先生選の各賞発表の時間に当てられました。初冬の隅田川からの風景を愛でながらも、集中、緊張のある楽しい句会となりました。このような句会を初めて経験して新鮮でもあり、まさに目の前にある風景に自分の身を置いて、その感動を詠むという、とてもよい勉強をさせていただいた思いです。
 クルーズ終了後は、歓迎夕食会が行われる、両国パールホテルに向いました。夕食会は午後4時という少し早めの時間に始まりました。
  まず、信之先生から開会のご挨拶があり、その中で、隅田川クルーズ吟行句会の日に相応しく、また、信之先生特選に選ばれた今村七栄さんの句、「カーブして冬空に透くレインボーブリッジ」への句評もなされました。"レインボーブリッジは、今や"桜"などと同じで、日本人なら誰もが知っている言葉となった。「透く」という言葉も、水煙の皆さんが割とよく使われる言葉である。けれども、この句からは、作者が旅のなかにあって、心から感動した風景への、新鮮な実感が詠まれたのだということが素直に伝わってくる。そこにこの句の良さがある"というような内容を先生は話されたと思います。この句評は、そのまま、私たち水煙の会員皆へのメッセージだと感じました。目の前の自然と自分とを一体にして、心を揺さぶられた情景をたいせつに掬い上げ、その感動を素直に詠んでください、とお教えいただいたような気がしました。
  年に一度の水煙の大会ということで、この日は遠方からのご参加者がありました。遠路はるばるお集まりの皆さんへ、東京句会を代表して小西宏さんから歓迎のご挨拶があり、続いて乾杯のあと、ゆっくりと会食、歓談の時間が持たれました。
  最後に、正子先生選の受賞作品への講評などもしていただき、フェスティバルの一日目が締めくくられました。
□11月19日
  お天気が下り坂という予報が気になる曇り空の朝、会場を深川の芭蕉記念館に移して、水煙俳句フェスティバル二日目が催されました。
  出席者は20名。まず、信之先生の指揮のもと、皆さんで手分けして会場の準備を整えました。受付を祝恵子さんと大山凉さんが担当されました。
  この日の句会への出句はお一人二句ずつでしたので、開会の前に、まず皆さんに出句をお願いし、出揃った所で、この日の句会の司会者岩本康子さんと臼井虹玉で、互選のための準備をしました。時間短縮のため、出揃った出句用紙合計8枚を人数分コピーして、皆さんのお手元に一部ずつ配布しました。
  ここで、開会の時間となります。司会は小西宏さんが担当されました。
  まず、同人会長の古田けいじさんから、「新しい会員の方も増え、大所帯になった水煙ですが、ますます会員同士の繋がりを大切に、結束を深めていきましょう」というような趣旨の言葉とともに開会のご挨拶がありました。
  次に、水煙各賞表彰式に移りました。賞状、賞品の授与のあと、信之先生より、多田有花さん、篠木睦さん、大給圭泉さん、渋谷洋介さんたち各受賞者の皆さんの俳句についてのお言葉などがありました。
  つづいて、碇英一さんによる記念講演です。英一さんは、ご自分と俳句との出会い、水煙との出会い、俳句と向き合うときの精神性などを、ご自分の人生で大きな意味を持つことになった阪神大震災のこと、俳句を最初に教えてくださった方との出会いから別れまでのこと、ご自身の信仰のこと、感銘を受けた映画や随筆のこと、コミュニケーション障害の人たちとの関わりから学んだことなどの話を織り込みながら、熱心にお話くださり、とても感銘を受けました。「私の俳句は、目に見えないものの真実を追究していくこと」と言い切られたゆるぎない姿勢にも感動いたしました。本当によいお話を聞かせていただいたという思いです。
  記念講演のあと、昼食の時間までを、互選、集計の時間に当てられました。
  そのあと、安丸てつじさんのご発声で乾杯、昼食を摂りながら、歓談、自己紹介の時間となりました。お一人お一人の個性が表れる自己紹介を楽しくお聞きしました。司会の宏さんが、水煙誌12月号の中から、一人一句ずつご紹介くださり、またそれが話のきっかけにもなり、とてもよい流れで自己紹介が進んでいきました。
  途中、かわなますみさんが到着され、会場にぱっと華やかさが添えられたような雰囲気になりました。ご療養中にもかかわらず、フェスティバルにご参加いただいたことで、お会いできたうれしさを、句友の皆さんそれぞれが感じられた事と思います。
  自己紹介が終ったあと、水煙新人賞を受賞されたますみさんの表彰式があり、賞状、賞品と信之先生のお言葉を受けられました。
  句会の部も終わりに近づき、司会の岩本康子さんより互選高得点句の発表がされました。そのあと、高橋信之先生選、高橋正子先生選が発表され、両先生からの講評を賜り、句会が締めくくられました。
  皆さんで記念写真を撮り、信之先生の閉会のご挨拶となりました。ご挨拶の中で信之先生は、長年のご尽力とともに作ってこられた水煙の今の姿を、満足のいくものだと述べられましたが、今後はそれだけに留まらず、水煙の評価を、社会的に(決してマスコミ的にではなく)もっと高めるための理想も持っておられることを示されました。わたくしたち会員に、前向きで心強いお言葉をいただいたと感じております。
  二日間に渡った水煙俳句フェスティバル2006in東京は、和やかさと充実のうちに閉会いたしました。

■大会記②/岩本康子(句会司会)
信之先生、正子先生、虹玉さん、水煙フェスティバルでは大変お世話になりました。今、北九州からの参加者今村七栄さんと両国パールホテルからパソコンに向かってお礼のメールを送っています。今回は旧知の句友の皆様と初めてお会いする皆様と合わせて二十数名の方とお会いできて楽しくためになる2日間を過ごさせていただいたことを大変嬉しくお礼申し上げます。
1日目の隅田川クルージングでの句会は短い制限時間内での緊迫感に満ちたもので、嘱目句のスリリングな楽しみを経験しました。虹玉さんのてきぱきとした進行で実りある句会が持てました。また、2日目の芭蕉記念会館では、俳句2句を投句した後、「水煙」12月号に発表の各賞の表彰式、碇英一さんの講演、昼食をいただきながらの自己紹介と、小西宏さんの司会で行われました。碇さんの講演は、ご本人の生い立ち、職業についてのお話、キリスト教との出会い、俳句との関わりを色々な体験からお話しになり、心に染みるものがありました。特に俳句の師との出会いと別れ、それから阪神大震災の経験、画家の東山魁夷氏の「芸術とは祈りである。」という意味深い言葉など、お話しを伺っているうちに、胸にじんとくるものがあり、思わず涙まで浮かべてしまいました。昼食をいただきながらの自己紹介で、古田けいじさんが参加者の希望で旧制高校の校歌を歌おうとされている時に、かわなますみさんがお母様とお見えになり、いいタイミングでした。若々しい歌声にみんな聞き惚れていました。 信之先生が遅れて来られたますみさんの授賞式を行われ、コメントとともに励ましのお言葉を述べられました。その後、先に投句した俳句の句会が岩本の司会で行われました。結果は別にご報告があると思いますので、ここでは省きますが、最後に正子先生と信之先生の選とコメントがあり、記念句会は終わりました。最後に信之先生の「水煙」の今までの活動の総括のようなものについてのお話しがあり、われわれ一人一人に考えさせられるものがありました。
以上、何か長いばかりで要領を得ていない感想になってしまいましたが、今後とも俳句を楽しみながら、初心に帰って、できるだけ自然な気持ちで俳句に向かいたいと思いました。 皆様、本当にありがとうございました。

■大会記③/大山 凉(受付)   
①両国、お台場クルーズ吟行
 早めに集合場所の両国パールホテルロビーに着き、先に見えられていた方が水煙のお仲間のような気がして、お声をかけてみると祝さんでした。初対面の挨拶を交わさせていただき、皆さん集まってこられたので、それぞれに挨拶を交わしホテルから2,3分の両国発着場に向いました。ぽかぽかと小春日和の、クルージングには最高の天気でした。北九州、姫路、滋賀、大阪、名古屋、津などの遠方からの参加された方も多く全員で16名とても初対面とは思えない船中での、楽しい句会を共有することが出来ました。正子先生お手製のキャロットケーキが美味しく2つも食べてしまいました。
 両国発着場は、両国 国技館の目の前にあります。「両国、お台場クルーズは、両国→越中島→明石町・聖路加ガーデン前→浜離宮→お台場海浜公園までいくと、Uターンしてまた同じルートで両国に戻るコース、景観改良が進み、大型のマンション、ビルが建ち並び、新しい景観が整備され、昔とはすっかり様変わりをしてすっきりとしているのに驚く。隅田川の水量は豊かで綺麗な川になり、屋形船も見かける。夜であったなら又綺麗な隅田川の姿が見られることでしょう。
 水上から見える橋は、このコースでは合計9つの橋、「両国橋」「新大橋」「清洲橋」「隅田川大橋」「永代橋」「中央大橋」「佃大橋」「勝鬨橋」「レインボーブリッジ」を観ることができました。
 日ごろは橋の上をから見る景色は、なかなか全体を眺めることはできませんが、水上バスに乗ると、橋の全景はもちろん、あたりの景色も、今までとは視点を変えて華やかな建物の裏側を、見ること出来たという面白い経験をすることが出来ました。
 西側が武蔵国、東側が下総国と2つの国にまたがっていたことから「両国橋」
隅田川の架橋の中で一番美しいといわれる「清洲橋」は、ドイツライン川にケルンの吊り橋をモデルに作られた。ブルーの色が美しく輝いている。上部が首都高、下部が一般道路となる2階建ての「隅田川大橋」「永代橋」の名はその昔東側の島が永代島と呼ばれていたからという。永代橋も夜にはイルミネーションが点される素適な水色の橋、「佃の渡し」は昭和39年に「佃大橋」が出来ることによって300年の歴史に幕が下りました。
「勝鬨橋」は最下流にあり、東京湾へとつなぐ隅田川の玄関口で、昭和45年まで 開閉式のはね橋だったことでとても有名な大きな橋です。若いころによく橋の開閉をするのを見にいったことを思い出しました。今、若者に人気のお台場に架かる「レインボーブリッジ」それぞれに隅田川に架かる橋は特徴のある素敵な橋ばかりでした。そして江戸の情緒溢れる昔を思わせる橋の名前は「忠臣蔵」池波正太郎の「鬼平犯科帳」の世界を思わせてくれました。
 船の白い波を追いかけるように飛び交うユリカモメたちの愛らしさ、白い羽が美しい波間にゆったりと静かに流れてゆくユリカモメたちのいかにものんびりとした姿、陽射しが高いビルの陰になって、次第に弱まって行く初冬の午後のクルージング、あまりにも気分がいいので、回りの状景に眼を奪われ、句を考えるのですが、困ったことに全く詠めません。、それでも時間がゆっくり流れるようでとても癒される時間でした。肝心の句がさっぱり出来なかったのが心残りでした。
 下船してからパールホテルのレストランで歓迎歓迎夕食会。参加15名、話が弾み時間が延長され20:00も過ぎて散会となりました。土曜日なのに意外に電車が混んでいました。
②芭蕉記念館
朝の芭蕉記念館の庭には赤、白の山茶花がしっとりとした美しい姿で迎えてくれました。昨日だけでお帰りになった方も居られましたが、神戸、宝塚、、千葉、川崎、山梨埼玉 東京からなど又当日参加の方達など全員で21名、残念ながら雨が降り出してきてしまいました。大給圭泉さん・渋谷洋介さん藤田荘二さんは欠席、とても残念でした。
 碇さんの俳句への真摯な思い、古田さんの合唱で鍛えた素晴らしい声の歌を聞かせていただいたり、皆様一人ひとりの自己紹介と俳句へのかかわり方を聞かせていただき、かわなさんも元気な、素適な姿を見せてくださり、本当に嬉しく感激を致しました。昨日、今日と皆様の素晴らしい句を読ませて頂いて、自分の力の無さを実感いたしました。勉強をさせていただき、有難うございました。
 升本の「すみだ川弁当」が美味しく、皆様からのお土産の各地のお菓子を頂きながら和気藹々とした雰囲気の中で、楽しく、インターネットのつながりだけの集まりの句会とは思えない気持ちの通いあった、素晴らしい句会でであったことが嬉しく心に残りました。
 私も明るく、楽しく、長く続けられるように、頑張ると言いたいのですが、頑張ると疲れますので、ゆっくりと楽しみながら、これからも俳句を続けていかなければと、改めて心に誓った2日間でした。感謝

■大会記④/かわなますみ(水煙新人賞/本年度) 
信之先生、正子先生、すばらしいフェスティバルをありがとうございました。その中で賜りました新人賞、大変有難くお礼申し上げます。
虹玉さま、宏さま、康子さま、お気遣い頂きながらの進行、お世話になりました。また、けいじさまには、途中退場にお心配り下さいましての記念撮影、感謝しております。
そして、温かくお迎え下さいました皆さま、お声をおかけ下さいました皆さま、おかげ様で、楽しいひとときを過ごさせて頂きました。療養の中に、こんなに和やかに、集って笑って語って、そして学ぶ時間が持てたなんて、夢のようです。
虹玉さま、七栄さまには、最後までお見送り頂き、お世話になりまして、ありがとうございました。
両先生、皆さまとお目にかかり、これまでとは違った気持ちで、俳句にのぞむことができそうです。まずはゆっくり休みまして、また勉強してゆきたいと思います。

■フェスティバル写真をどうぞ/古田けいじ撮影
フェスティバルお疲れ様でした。
当日の写真を下記のURLにUploadしました。
ダウンロードも可能です。お楽しみいただければ幸いです。
URLをクリックしてみてください。
http://www.myalbum.jp/Pc/Albm_Dspy.aspx?albumID=3d0a18b69129


▼伝言などは、下記の<コメント>の数字をクリックしてお書きください。


■伝言板①■

2006-11-14 06:14:37 | Weblog
■水煙俳句フェスティバル2006の伝言板
□両国・お台場クルーズ吟行参加者は、18日12時20分に両国パールホテルロビーに集合。時間厳守のこと。
□18日-19日の会費1万円(二日分)を18日の集合時に納めてください。

■事務局携帯電話:
090-8280-6023

▼伝言は、下記の<コメント>の数字をクリックしてお読みください。

■ご案内■

2006-09-12 19:50:11 | Weblog
■水煙俳句フェスティバル2006in東京のご案内
□主宰 高橋信之/水煙ネット
□時  11月18日(土)~19日(日)
□所  東京芭蕉記念館2階研修室
(〒135-0006東京都江東区常盤1-6-3/℡03-3631-1448)
http://www.kcf.or.jp/basho-museum/koutuuannnai2.htm

▼11月19日(日)
●受付開始 午前9時
○受付 祝 恵子・大山 凉
○投句は当季雑詠2句(嘱目を歓迎)
○歓談・吟行:午前9時~10時

●開会:午前10時
○総合司会  小西 宏
○開会の挨拶 古田けいじ(同人会長)
○水煙各賞表彰
 ☆水煙賞    多田有花・篠木 睦
 ☆橘俳句賞  大給圭泉・渋谷洋介
 ☆水煙新人賞 かわな ますみ
○記念講演   碇 英一氏
○記念句会(司会 岩本康子・臼井虹玉)
○昼食会
○自己紹介
○記念句会入賞発表(講評 高橋正子先生)
○閉会の挨拶
●閉会・解散:午後3時

▼11月18日(土)
●隅田川吟行(両国・お台場クルーズ/当季雑詠5句投句)
○昼の12時20分に両国パールホテルロビーに集合。
○乗船 両国発着場(午後1時~午後3時20分/料金2千円)
http://www.tokyo-park.or.jp/waterbus/course/ryo_daiba.html
●歓迎夕食会
○午後4時~午後6時
○両国パールホテルレストラン
○会費 3千円
http://www.pearlhotels.jp/ryogoku/map/index.html?SID=2e720d48962202450bc897b4f79c5c72

●会費
○19日:5000円(昼食懇親会会費・諸経費)
○18日:5000円(クルーズ吟行料金・歓迎夕食会会費)
※二日分の会費1万円を18日の集合時に受付に納めてください。

●宿舎の必要な方は、各自予約してください。
○両国パールホテル(お勧めのホテル)
(〒130-0015 東京都墨田区横網 1-2-24/Tel 03-3625-8080)
http://www.pearlhotels.jp/ryogoku/index.html?SID=2e720d48962202450bc897b4f79c5c72

▼出席の申し込みは、<コメント>をクリックして、お名前をお書きください。