大空に配置着々剪定す 佐久間和子
槇のように空高く伸びる庭木の剪定だろうか。剪定は風通しや日当たりを良くするなど樹木の成長には欠かすことのできないものだが、何といっても樹形を整えるものというイメージは強い。さて、次第に整って行く枝ぶりに、「大空に配置着々」と詠んだ作者である。剪定が、単に美しく樹形を整えることでなく、大空をバックにいかに配置するかが剪定のポイントであり、大空と枝が創り出す一つの芸術なのだと気づかされた。新たな視点が詩となった作品である。「阿蘇」5月号より抄出。(Midori)
槇のように空高く伸びる庭木の剪定だろうか。剪定は風通しや日当たりを良くするなど樹木の成長には欠かすことのできないものだが、何といっても樹形を整えるものというイメージは強い。さて、次第に整って行く枝ぶりに、「大空に配置着々」と詠んだ作者である。剪定が、単に美しく樹形を整えることでなく、大空をバックにいかに配置するかが剪定のポイントであり、大空と枝が創り出す一つの芸術なのだと気づかされた。新たな視点が詩となった作品である。「阿蘇」5月号より抄出。(Midori)
きれいに剪定された樹木が見えてきますね。
ご近所の庭木を思い出しました。