人襲ふ雪片の性ありにけり 山田弘子
人慕ふ雪片の性ありにけり 同
吹雪けば、雪片は顔を襲い、目や口の中まで容赦なく攻撃してくる。
天から舞い降りて来るふわふわとした雪片は、頬にぴたりとくっ付いてしまう。
雪片は、まさに両面を合わせ持った魔性の性なのかもしれない。
2008年山田弘子編 「彩sai」より抄出。(Midori)
人慕ふ雪片の性ありにけり 同
吹雪けば、雪片は顔を襲い、目や口の中まで容赦なく攻撃してくる。
天から舞い降りて来るふわふわとした雪片は、頬にぴたりとくっ付いてしまう。
雪片は、まさに両面を合わせ持った魔性の性なのかもしれない。
2008年山田弘子編 「彩sai」より抄出。(Midori)
円虹十周年記念の募集句で特選一席
「鍵掛けず島ごと昼寝してをりぬ 征一」
魔性を秘めた作家だった。
素晴らしい句ですね!
まるで、吾が町、南関町のようです(^^)
征一さんは、いつもですが、ここぞの時はいつも大賞なのですね~♪