縞蛇に生れてそなたをとらまへる あいざわ静子
ここには、大蛇となった清姫のような怨念もなく、
ただ、愛おしいだけの情愛だけが感じられる。
「そなたをとらまえる」の和語がいかにも甘やかだ。しかし、
男は、いつか縞蛇に息の根を止められることになるのだろうか?
「滝」8月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
ここには、大蛇となった清姫のような怨念もなく、
ただ、愛おしいだけの情愛だけが感じられる。
「そなたをとらまえる」の和語がいかにも甘やかだ。しかし、
男は、いつか縞蛇に息の根を止められることになるのだろうか?
「滝」8月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
可愛らしい縞蛇ですね!?
縞蛇の発想には敵わないね☆
心中じゃなくて情死の語を選んだところもいいね。
この句も好きでした♪
「男はそんなに甘くない」。ふふ、そうかなぁ。