十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

冬天

2013-01-24 | Weblog
     冬天へ下駄を放りしまま逝けり     遠藤玲子

「あした天気にな~れ」と言いながら、履き物を放って占った明日の天気。表が出れば晴れ、裏になれば雨、どちらでもなければ曇りだった。でも結果はどうでも良くて、ただそうやっていつまでも遊んでいたいだけだったような気がする。3.11の大震災の直後、年の離れた妹さんを亡くされている作者。幼き日々の思い出が、走馬燈のように蘇り、冬天へ下駄を放る幼い妹の姿が、昨日のように思い出されたのだろうか・・・。「滝」1月号〈滝集〉より抄出。(
Midori)

6 コメント

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冬天へ (今村征一)
2013-01-25 09:18:04
よく下駄投げをして河岸で遊んでいた記憶があるが今はこのようにして遊ぶ子は見たことがありませんね。
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雪国 (歩九里)
2013-01-25 14:10:09
雪国では冬期に下駄を履いている子はいませんね(笑)かといって冬靴を放り投げている子も見かけません。今はゲームに夢中な子が多いこともありますが、明日の天気は大体が雪で決まりなのです。
今日、明日は吹雪の予報。「明日天気になーれ!!」
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冬天 (みどり)
2013-01-25 20:01:01
誰でもが、記憶している遊びですね。
征一さんは、下駄でしたか?
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明日の天気は? (みどり)
2013-01-25 20:13:06
今は、冬に下駄を放ることはないと思いますが、
かつては、下駄が一般的な履物だったのでしょうか。
元気に外を歩いているのは、年長者だけで、
子どもたちの姿は見られなくなりましたね。
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厚下駄 (今村征一)
2013-01-25 23:10:20
中学生までは下駄でした。遅刻しそうになって厚下駄で学校まで走った記憶があります。
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下駄だったのですね☆ (みどり)
2013-01-26 07:55:03
私はあいにく下駄の経験はなく、
ズックや革靴、夏はサンダルでした。
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