冬天へ下駄を放りしまま逝けり 遠藤玲子
「あした天気にな~れ」と言いながら、履き物を放って占った明日の天気。表が出れば晴れ、裏になれば雨、どちらでもなければ曇りだった。でも結果はどうでも良くて、ただそうやっていつまでも遊んでいたいだけだったような気がする。3.11の大震災の直後、年の離れた妹さんを亡くされている作者。幼き日々の思い出が、走馬燈のように蘇り、冬天へ下駄を放る幼い妹の姿が、昨日のように思い出されたのだろうか・・・。「滝」1月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
「あした天気にな~れ」と言いながら、履き物を放って占った明日の天気。表が出れば晴れ、裏になれば雨、どちらでもなければ曇りだった。でも結果はどうでも良くて、ただそうやっていつまでも遊んでいたいだけだったような気がする。3.11の大震災の直後、年の離れた妹さんを亡くされている作者。幼き日々の思い出が、走馬燈のように蘇り、冬天へ下駄を放る幼い妹の姿が、昨日のように思い出されたのだろうか・・・。「滝」1月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
今日、明日は吹雪の予報。「明日天気になーれ!!」
征一さんは、下駄でしたか?
かつては、下駄が一般的な履物だったのでしょうか。
元気に外を歩いているのは、年長者だけで、
子どもたちの姿は見られなくなりましたね。
ズックや革靴、夏はサンダルでした。