⌒/\ 暑中お見舞い申し上げます
-/| \ ⌒⌒ 2011 夏 by Midori
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のうぜんやあの世この世の蝶番
閂の外れし牙城ジギタリス
薔薇の香に錆びゆく思想ありにけり
船体はゆつくり離れ若葉雨 平川みどり
*「滝」7月号「滝集」に掲載
-/| \ ⌒⌒ 2011 夏 by Midori
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のうぜんやあの世この世の蝶番
閂の外れし牙城ジギタリス
薔薇の香に錆びゆく思想ありにけり
船体はゆつくり離れ若葉雨 平川みどり
*「滝」7月号「滝集」に掲載
これが一番好きです。「のうぜん」の季語がすごく良いと思いました。鑑賞文は書き終えましたが数日後です。
これから義妹のお見舞いです。
「薔薇の香に錆びゆく思想ありにけり」がいちばん好きな句。「思想」という措辞に圧倒された。
いま俳句四季を読んでいたら博子さんの
「春昼や地の激高の狂気めく」東日本大震災30句の中にありました。
私の感性を以ってしては永久にこういう世界に入り込めないとわかっていて、それでも俳句から離れられない私。一体何を頼りに句と向き合えばいいのでしょう?
避難所へ桜吹雪の舞ひ込める 小幡浩子
大津波あとの蒼天鳥交む 中川浩子
上記の句が載っていますが浩子さんの句はどちらですか。二句とも可句ですが。
「思想」という言葉を、概念ではなく一つの物ととらえてみました。
蠱惑的な薔薇の香を詠んでみたかったんです。
「滝」の投句、7句の中の主宰選4句。
どれも好きな句ばかりで、鬨也先生に感謝です。
その中の30句が、「俳句四季」に掲載されたのですね☆
上のお二人の浩子さんは「滝」の重鎮さまですが、
ここの浩子さんは、熊本にお住いの「阿蘇」の方です。
ちょっと紛らわしいですね、征一さん。
まだ未熟な私がいうのも気が引けますが、
俳句の詠み方は、千差万別だと思います。
私はこんな心象句、幻想的な世界が大好きなのです。
想像の翼は、どこまでも暴走してしまいます(笑)
心象句でも、「写生」が基本。
「写生」を忘れると主宰のゲンコツが飛んできそうです。
俳句大好き人間同士、一緒に頑張りましょう☆
でも、俳句の魅力にはまってしまったからには、たとえ力が有ろうと無かろうと自分なりに詠み続けなければなりませんね。
(“人は人我は我”だということは解かっているのですが…)
みどりさん、励ましをありがとうございます!
諦めずに皆様の後をついていきます。