十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

⌒⌒

2011-07-17 | Weblog
⌒/\               暑中お見舞い申し上げます
-/| \   ⌒⌒         2011 夏 by Midori      
/_|___\                                 ⌒⌒
__L______       
\________/  ~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。
 。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。


のうぜんやあの世この世の蝶番
閂の外れし牙城ジギタリス
薔薇の香に錆びゆく思想ありにけり
船体はゆつくり離れ若葉雨     平川みどり


*「滝」7月号「滝集」に掲載 

15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お座敷掲載おめでとう。 (博子)
2011-07-17 19:31:24
「のうぜんやあの世この世の蝶番 平川みどり」
これが一番好きです。「のうぜん」の季語がすごく良いと思いました。鑑賞文は書き終えましたが数日後です。
 これから義妹のお見舞いです。
返信する
ありがとう☆ (みどり)
2011-07-17 21:42:31
博子さんの鑑賞、楽しみです
返信する
みどりの世界 (今村征一)
2011-07-18 14:05:28
何時もながらのみどり俳句の世界。
「薔薇の香に錆びゆく思想ありにけり」がいちばん好きな句。「思想」という措辞に圧倒された。
いま俳句四季を読んでいたら博子さんの
「春昼や地の激高の狂気めく」東日本大震災30句の中にありました。
返信する
ガ~~ン! (浩子)
2011-07-18 15:22:28
みどりさんはじめ皆様方の精神性の高い句にいつも敬嘆し、その度打ちのめされています。
私の感性を以ってしては永久にこういう世界に入り込めないとわかっていて、それでも俳句から離れられない私。一体何を頼りに句と向き合えばいいのでしょう?
返信する
俳句四季 (今村征一)
2011-07-18 16:17:54
俳句四季に
避難所へ桜吹雪の舞ひ込める  小幡浩子
大津波あとの蒼天鳥交む    中川浩子
上記の句が載っていますが浩子さんの句はどちらですか。二句とも可句ですが。
返信する
薔薇の香 (みどり)
2011-07-18 16:19:36
征一さん、「薔薇」の句ありがとうございます。
「思想」という言葉を、概念ではなく一つの物ととらえてみました。
蠱惑的な薔薇の香を詠んでみたかったんです。
「滝」の投句、7句の中の主宰選4句。
どれも好きな句ばかりで、鬨也先生に感謝です。
返信する
「俳句四季」震災句 (みどり)
2011-07-18 16:26:12
「滝」でも東日本大震災句として、会員の皆さまの句が掲載されていますが、
その中の30句が、「俳句四季」に掲載されたのですね☆
上のお二人の浩子さんは「滝」の重鎮さまですが、
ここの浩子さんは、熊本にお住いの「阿蘇」の方です。
ちょっと紛らわしいですね、征一さん。
返信する
詩の世界 (みどり)
2011-07-18 16:39:56
浩子さん、うれしいお言葉をありがとうございます。
まだ未熟な私がいうのも気が引けますが、
俳句の詠み方は、千差万別だと思います。
私はこんな心象句、幻想的な世界が大好きなのです。
想像の翼は、どこまでも暴走してしまいます(笑)
心象句でも、「写生」が基本。
「写生」を忘れると主宰のゲンコツが飛んできそうです。
俳句大好き人間同士、一緒に頑張りましょう☆
返信する
ありがとうございます (浩子)
2011-07-18 18:45:05
征一さん、わざわざ句をご紹介いただいたのですが、私はとても「俳句四季」に載せていただけるような力量はない、単に俳句が好きというだけで無遠慮にここにお邪魔している一未熟者なのです。
でも、俳句の魅力にはまってしまったからには、たとえ力が有ろうと無かろうと自分なりに詠み続けなければなりませんね。
(“人は人我は我”だということは解かっているのですが…)
みどりさん、励ましをありがとうございます!
諦めずに皆様の後をついていきます。
返信する
浩子さんへ (今村征一)
2011-07-18 19:22:08
てっきり「滝」の方だと思い込んでいました。阿蘇の仲間です今後とも宜しく。
返信する

コメントを投稿