いとしい雪よわがてのひらで水となる 津田清子
とりわけ初雪であれば、思わず手のひらに受けてみたくなる雪。
やがて、雪が水に変わるまでの一部始終を見ている作者に、
どこかサディスティックな情愛も感じられた。
「圭」代表。「俳句」1月号〈新年詠8句〉より抄出。(Midori)
とりわけ初雪であれば、思わず手のひらに受けてみたくなる雪。
やがて、雪が水に変わるまでの一部始終を見ている作者に、
どこかサディスティックな情愛も感じられた。
「圭」代表。「俳句」1月号〈新年詠8句〉より抄出。(Midori)