休日の夫の勉強三十三才 津川絵里子
平日はもちろん、休日までも勉強をしている夫・・・
勤勉な夫を頼もしく思っている反面、本当は、寂しい作者なのだ。
小学生のするような「勉強」という言葉に、作者の疎外された寂しさが感じられた。
三十三才は、日本で最も小さな鳥の一つ、夫への小さな小さな反逆だろうか?
「俳句」平成22年1月号より抄出。(Midori)
平日はもちろん、休日までも勉強をしている夫・・・
勤勉な夫を頼もしく思っている反面、本当は、寂しい作者なのだ。
小学生のするような「勉強」という言葉に、作者の疎外された寂しさが感じられた。
三十三才は、日本で最も小さな鳥の一つ、夫への小さな小さな反逆だろうか?
「俳句」平成22年1月号より抄出。(Midori)