老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

不定愁訴

2024-05-19 20:26:31 | 老人日記
       

朝から何もやりたくない。

テレビの前に坐るも、うとうとと眠りにおちる。

昼食は、昨日から酢で〆ていた鯛の切り身と鯵の切り身を使って握った寿司を造る。

食欲の落ちている連れ合いが、寿司類は好んで食べる。
少しでも食が増せば良い。
美味しかった。

今日の一仕事はこれで終わり。

もう他に何もやることはない。

そして又テレビの前に陣取って、ふらふらうとうと過ごす。

いつの間にか寝ていた。

目覚めがすっきりとしなく、なぜか身体がしんどいと言うのが表現としては一番に相応しい言葉だ。

昨日は気温28度近く。
今日は23度。

この気温の変化が不定愁訴の最大原因だと思う。


    ✈   苜蓿ハングライダー滑走す

苜蓿の咲いているのを見たら、ハングライダーで跳びたつ青年を見た事を想い出した。
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何て葉っぱ

2024-05-18 07:28:05 | 老人日記
        

始めて見たこの葉っぱ。

先週の土曜日、青海神社神社の境内で見た。
      

      

青海神社は歴史に残る建物であるが、平凡な神殿である。


      
崇徳上皇さんや西行法師の印象に想いを馳せる。


      

20段ほどの石階を登ると、御手洗の傍に、赤い石の玉を押さえている狛犬がおられる。

なぜか明るい感じで、禍々しい青海神社の気が薄れている感じだ。

    
石段を潜る時に見つけた葉っぱに気を惹かれた。


       


八手の葉のくらいの大きさ。
丸く輪っかのようになった葉っぱ。
一坪ほど、鳥居の下に繁っている。

本当にこの葉っぱを見るのは初めてだ。
思わずスマホで写した。

一週間も経ってから、今朝は布団の中でこの葉っぱが気になって、目なかいに浮かんできた。 

記憶に残しておこうとブログに記した。







       




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断捨離、、、、

2024-05-17 12:19:50 | 老人日記
      


最近は断捨離に努力をしているにだけれど、、、
遅々としてなかなか進まない。


     


断捨離の中心は、まずは手芸の材料からと、、、
 
手芸が好きだ。
集めた布で部屋は埋め尽くされている。
しかし、色々の布を手にとっていると、あれこれはバックにリュックにできるのではないかと、捨てるつもりで用意をしてきているビニールの袋に入れないで横に残しているのが問題だ。


      

命が果てようとする時、身の回りをすっきりとし、心おきなく広い部屋であっちに行きたいと思っている。
襤褸布に後ろ髪を引かれずに、、、。
静かにこの世に未練を捨てて、、、

どうにか布を整理しなくてはお客さんが来ても通す部屋も無い。

こましに考えたインテリアも全く用をなさず、嘆くばかり。


             

今の私の健康状態は?
はてはて、自分で把握を出来ぬのだ。

足が痛くて歩けにくかったのが、杖を持たずに買い物に行ける。
最近、飲み始めたグルコサミンのおかげ?

夜と昼が反対になり、昼間は寝てばかり。
夜はラジオ深夜便を聞く。窓から入ってくるお月さまの動きを観察しながら。

薬は15~6種類飲む。
きちんきちんと、忘れることもあるが胃薬を飲みながら医師から処方薬は欠かさずに飲む。


      

今にもあっちの世界からお呼びがかかると思っていたが、小康状態って言うのだろうか、それなりに元気である。

しかし、一年後の生活は想像が出来ても、二年後となると、、、、


一番の困りごとは、生活資金の欠乏だ。

どうせ長生きは出来ぬのだからと惜しみなく爆買いをし、金欠病を患うことになってしまっている。

連れ合いも同様で身体は丈夫で無い。
二人して旅行をする体力も気力も無いから、それはそれで、単に美味しい物を食べるくらいが楽しみだ。
良かったと言うべき??





只、80才になってから食事の用意が身にこたえる。やりたくない。

お掃除もやりたくない。

本も読みたくない。借りていた本はあっちこっちの図書館に全て返却をした。
身辺がすっきっりした。

欲が無くなった。
ただ、洋服だけは今流行っているのに興味があるが、先立つ物が無いから買わずに我慢を、、、
以前だと洋服生地を求めて自分で仕立てていたのに、、これもやる気は失せている。

テレビだけは断捨離できぬ。

俳句?俳句って何ですか?

どうにかしなければならぬ老人になり果てた自分、、、、

あああ、あああ、困った、困った。。。



       
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青海神社

2024-05-13 11:26:45 | 老人日記
       

息子がドライブに誘ってくれた。

坂出方面に行くことになった。

途中、大海神社の鳥居が見えた。

そこへ、何かに導かれるように行き車を止めた。

はて煙の宮とは!

⦅崇徳上皇の遺体は白峯山で荼毘に付されたのであるが、さらにその時に怪異が起こった。今度は荼毘の時に出た煙が、山のふもとのある一ヶ所に溜まって動かなくなったのである。一説によると、その煙は輪を成し、その中に天皇尊号の文字が現れたとも伝わっている。また煙が消えた場所には上皇のお気に入りの玉があったともされる。その後、この地にも崇徳上皇の霊を慰める青海神社が建立され、【煙の宮】と呼ばれた⦆と。。。

     


帰京を許されなかったため怨霊と化したと言われる崇徳上皇ゆかりの青海神社は震撼とし なぜか禍々しい気を感じる。

 
                   

誰も来ない。
鳥の鳴き声もしない。
寂しい青海神社の境内である。


      
                 

境内からは、崇徳上皇が都を偲んで住んだ白峰御陵へ至る道がある。


       

白峰神社から白峰領に約く1・3キロの険しい830段の階段が続くのだ。

参道には石灯籠が93基、歌碑88基、西行と崇徳上皇の歌が建っている。
険しい830段の階段が続く。

      

崇徳上皇の歌碑の内の。一句
        

         

         「朝日新聞の記事の写真」

白峰御陵は雲居御所とも呼ばれ、白峰神社の境内から少し離れた場所に。
御陵とは名ばかりの宮の跡。
西行さんの像が近くにはある。

西行は白峰山で崇徳上皇と語りあった後、都の騒乱から離れ空海の生誕地の善通寺で庵を結んで3~4年を過ごしたそうである。

現在は、白峰御陵は崇徳上皇さんの名前がまさるばかりで、まことに淋しい陵跡である。


神社から続く西行の径を、以前に降りて来たことがある。

今の足では登ることも下ることも出来ない。

(4~5日前から杖無しで歩くことができる。)


以前、歩いて下った時、韓国から来たバックパッカーに出合った。
歴史が好きで、白峰さんも訪れてたとの話を交わした。
持っていた、鯛焼きをあげたことなどを想い出した。

久しぶりに、自分に立ち返った気のした半日であった。

   

   
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ハマナス

2024-05-09 17:34:09 | 老人日記
     

サンポートへ散歩に。
春にしては寒く暇をかこっていると、サンポートに誘われた。

薔薇園があり、今は薔薇が盛りにサンポートの公園を彩っている。
寒い日だけれど、薔薇見物の人が三々五々と集っている。

       

薔薇のアーチ。
潜ると良い香が。

充分に薔薇を堪能しての帰り径。


            

サンポートのマンション群の前の径。花壇があるけれど、手入れもやっていない。
そこを散策していて、雑然とした花壇の雑草の中に紛れ込んで咲いていた、ハマナスの花を見つけた。


      


ハマナスはもう随分昔に北海道の網走か知床か、その辺りを忘れてしまっているが、そこで群生をしているのを見たのが始めてだ。

それからいつ?
国営満濃公園で咲いているのを見た。

珍しい花なの?

記憶にあるのは、、、、そんなに無いか。

        

そして昨日。
ハマナスが咲いているのを何十年ぶりかで見たのだ。

振り返る人もいない?

もったいない。
偶然に咲いているのを見て、喜んでいる私がいるのは私だけか。  


      🥀     よみがへる記憶ハマナス群れる浜

      🥀     ハマナスの浜でゴロゴロおっとせい

   



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