老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

昨日はどしゃぶり今日は晴れ

2016-06-01 14:03:34 | 俳句
    🐢  木下闇どの木のどの香さまざまに



栗林公園の散策で拾った句。
結社のインターネット句会で選に入った。
昨日送られてきた、結社の俳誌の方は全没で、
「私、今日は哀しいから、あまり大な声で話かけないで」と夫に言っていた。
何を大げさに。 (*´ω`*)
今日はインターネットの方で、、、、入った。
簡単に言うが、たった一句のこの句に何日取り組んだか。
ああでもない。こうでもない。何度推敲をやったことか。
季語は 木下闇 or 片陰 or 緑陰  か?
さまざま or 色々 ?
匂いが溶ける or 行くがいるか?
たかが俳句、されど俳句。

公園で昼も小暗き下闇を歩いた。
木の匂いがして、多くの木の茂りのどの木のどの匂いか?そんなことを思いながら通り抜けた。
この感じは句にしなくっちゃ。
投句は素直に最初の下闇に入った時の感じに落ちついた。

      

  *  取り合せはできるだけ離すこと。
  *  散文の語順だは間が生まれない。
注意書きがある。

属している結社という寄りどころがあるから、しりとり俳句を楽しみ、ブログを書くことができる。
日本一、難しい選者だと思っている。
句友も私も、たとえ全没でも、師について勉強をするのは、常に公平であるから。
ベテランも昨日俳句を始めた人も、選に贔屓はしない。
厳しい選だが、俳句の王道を行っているからと思っている。
人はそれぞれ。
現代俳句も良いし、ホトトギス派も古典的な句作り派も。
どこでも自分が信じる師の、自分に合った場所で、俳句を楽しめば良い。
私はしりとり俳句に慰められ、句友に近い投稿者と時にはコメントを交わし、気を晴らし俳句的生活にどっぷりとひたっている。


  
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