老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

梅花、春に 魁けて咲く

2024-01-25 17:39:01 | 老人日記
      

今年、一番の寒さ。
昼間でも気温は5度しかなかった。
何を血迷ったのか、散歩に行った。
お気にいりのコートを買い、それに袖を通すのが楽しみで、昨日、今日と散歩。

     🌺     梅一輪 一輪ほどの暖かさ   服部嵐雪 

こんな句を思い出すところから、私にも俳句心がまだ残っているらしい。

入院中に認知症の検査があった。
少し、認知症の気配があるとの診断だった。

それがどうした。。。
自分でも意識をしている。
今日は何月何日、何曜日、バスに乗れますか?買い物に一人で行けますか?
ハイ、はい ハイ、
どうにかやれますが、承知をしています。
自分は軽度認知症だと。

「梅花、春に 魁けて咲く」
ラジオ深夜便を聴いていたら、
「加藤シズ女史」が母親から教わったと言う言葉を語っていた。
良い両親の元に生まれ良い環境で育つた人の誇りと自信。
運に恵まれ、その上に努力を重ね教養を積むと、一言居士を備えた立派に人間になれる標本のような人だと感じた。


世間も梅のシーズン。
それで久ぶりにブログを書く気になったのが正直なところ。
昨日の散歩で撮った梅が役だった。

認知症の症状を少しでも遅らせたいと。。。

     


     🌺     滑って転び仰ぎゐる梅の空

油断をし、草につまずき転んだ。
杖があらぬ方向に飛んでいた。
あああああ、、、、哀しかった。

コメント
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