老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

2020-10-25 09:03:21 | シニア


          


     🐢     柿花火ここもあそこも空き家なる

     🐢     大甕に投げ入れ見事ぞ柿の枝

     🐢     凩一号甘さ増しゆく柿簾   




ラジオを聞いていると、家に成った渋柿を200個剥いて干し柿にしと。。。

200個だと夫婦で二日かかったと言う。
指に渋が付き手は真っ黒になる渋柿剥き。洋服に、もし付いたら生地がこわ張ってしまう。
柿渋は雨合羽にしたり、、昔のこと、江戸よりもっともっと昔から唐傘に塗っていた。
重宝に利用をされていた。

干し柿を作りたいが、出回る機会を逃がせば八百屋さんで探しても見当たらず買いそびれてしまう。

いいな~羨ましいと思いつつ聞いた。

山里の道を歩いていて柿の木を見つけた。
過疎地に行くと、空き家が増えてどの家にも柿の木があり、放ったらかしのままだ。そのうち熟柿になって落ちるのもある。
小鳥や烏の餌になっているから、それなりに立派な役目を果たしてはいる。
これら鳥達は甘柿しか食べない。おりこうさんだ。

     

この花、せいぜい2センチくらい。
さて、はて何の花だろう。紫色で可愛い可憐な花だ。茄の花にも似ている。

里山を歩くのは楽しい。いろんな物に巡り合う。

     


      🐢     落葉降り止まぬ叺と竹箒

      🐢     草の花浮世の喞みな忘れ   

      🐢     草の実の飛ぶしんがりは園長さん
コメント
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