老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    キウイ棚

2019-07-18 17:47:18 | 俳句

 

      

 

 お天気が悪い。であるから向うの家に行く。お日さまは嫌い。お日さまに当たると疲れる。。

 

家の辺りは青田に。夜にでもなれば蛙の大合唱が聞こえると思う。

私達が引越しをして、この地を去っても、ここは何も変わらない。来年も再来年も。

そんな事をいつも感じる。無常観、、、というべきか。

友人宅を訪ねる。町内から今回の選挙に立候補をしている人の事や、最近の団地の事件を聞く。池に落ちて老人が亡くなったと、お気の毒な話も。

 

      

 

キウイが大きく育っていた。 都会の人は店頭に並んだ キウイ は目にするだろうが、実際に実をつけたキウイの木の畑を知っているかな。

大きく育った木は収穫をする時に便利なように、手を伸ばして収獲が可能なように低く剪定をされている。枝は横に横に伸び棚状になっている。葡萄棚と同じ。

 

 

            涼しさは青いキウイのジュースかな

            青田渡りくる風筋に円座かな

            夏見舞採りたての堅いキウイかな

             風蘭を吊る縁側に通されぬ

            梅雨の月猫が子育て真っ最中

            麦藁帽見え隠れするキウイ棚

       

      

 

 

コメント
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