老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

 手作り帽子でちょっと ドライブ

2017-09-02 17:29:09 | 俳句
      

 ほんとうに一年ぶりの 温泉施設へ 風呂に入りに行く。
途中の道の駅で野菜を買うことに。

今年 縫った 👒 を初めて被る。
麻の混じった木綿の厚地の生地で作った。
鍔を少し広めに。
自分でも かっちっと仕上がって気にいった帽子である。

           

何十年も前の句を想いだした。

     ☆    徳島のハナコとわかる夏帽子     藤田あけ烏

 その頃は、今はお亡くなりになった あけ烏師に勉強をしていた。
どこかの吟行地で詠んで下さった、挨拶句である。
今は昔。
懐かしい。

     

 駐車場の隅の木の陰に 山羊さんが繋がれていた。
綱が木に絡んで、身動きがとれない。
近づくと哀しそうな声で メエエー メェー と鳴く。
おしゃべりをしていた山羊の飼い主さんに知らせてあげる。

     🐐     繋がれし山羊鳴ひてゐる厄日かな

     👵     しゃきしゃきの江戸弁秋の老遍路

     🍂     花にまだ早き萩寺草を焚く

     🌳     色のなき風と三門潜りけり

     

     
コメント
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