怠惰なひな菊

漫画家・萩原玲二(はぎわられいじ)の怠惰なブログ(2006~2019)

KNGSNNN2014

2014-01-03 20:37:01 | ミリタリー
AKOM
KTYR
ぺこり。

↓午年にあわせて、戦場のワークホース「IV号戦車」を!











某アニメによって、突然メジャー化したIV号戦車だが、われわれ往年のタミヤMM世代からすれば、転輪16個もありやがって、ゴムの部分にフラット・ブラック(XF-1)塗るのがくっそめんどくせぇんだよ!むきーっ!という車両であることは、言を俟たぬ。

貼ったネット採集画像は、IV号の最終型のJ型の、そのまた後期型の特徴を有している車両で、やはり戦車馬鹿たるもの、「極初期型」とか「戦時簡易型」とか「最後期型」とかに、ビビビ!と反応しなくてどうする!というわけなのである。

J型の最後期型の特徴とは、ウィキペディアを見てもらうとして、某アニメの高い水準は、こうした戦車馬鹿勢にとってお約束となっている「記号」を、はずさなかったことによる。

いつぞやの回で、IV号ラングの前部2個の転輪がちゃんと鋼製ホイール(風?)になっていることには、呆れつつも大感心したのだった(以前、思わずスクショしてしもうたもの↓)。



これらの、「なんとかは細部になんとか」的描写から、スタッフの「わかってやっている感」が滲み出るので、38(t)の車体のまんまヘッツァーになっても、全然OKなわけである。

(もっとも、自分は某『ガルパン』をちゃんと観たといえるのは、2~3話分くらいですが‥‥‥)

んで、某『ガルパン』がIV号戦車を重用した理由のひとつは、宮崎駿の傑作戦争漫画『ハンスの帰還』への、スタッフからの敬意であろうことに間違いはありますまい。
劇場版では、もろそのまんまのパロディをやっても構わないと思うがのう‥‥‥(願望)




泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート

ドイツ人の祖母と少女が、女装の戦車兵ハンスが操縦する4号戦車に乗ってロシア軍の包囲を突破する「ハンスの帰還」を併載。

大日本絵画




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