HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1209話≪「フォニックス(PHONICS)」とは≫

2012年11月12日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、先日マスコミで大きく取り上げられたのは、大阪橋本市長が打ち出した「英語教育に関する政策」です。


 現行の学習指導要領では、小学5・6年生の時に、週1回の英語の授業があるのみですが、英語教育を小学1年生から始めるという方針を、大阪市の教育計画検討会議で示された2013年度の計画案に盛り込まれました。


 今回の計画案には、「小学校卒業時に英検5級から3級」、「中学卒業時には、英検2級から準1級」程度が付記されています。

 さて、この計画の中で、小学校に導入される予定なのが、「フォニックス(PHONICS)」という学習法です。

 みなさん、「フォニックス(PHONICS)」という言葉を聞いたことがありますか?

 これは、「英語のつづり」と「英語の発音」を関連づけて、単語の読み方を覚える方法です。

 「フォネティクス(音声学)」の初歩の部分を簡単に学べるように開発されたものが「フォニックス(PHONICS)」です。

 「フォニックス(Phonics)」は、英語圏の子供の読み書きの学習方法の一つで、「英語のつづり」と「英語の発音」の規則性をルール化したものです。

 児童英語では音と文字をくっつける作業をします。アルファベット26文字を普通に読むと、A(エイ)B(ビー)C(スィー)・・・となりますが、フォニックスで読むと、a(ェア)b(ブ)c(ク)d(ドゥッ)・・・というような音になります。


 「フォニックス(Phonics)」学習の目的は、「英語のつづり」と「英語の発音」の変換ができるようになることです。

 即ち、「発音を聞くとスペルがわかる、スペルを見ると発音がわかる」ようになるのが目的です。

 「フォニックス(Phonics)」ルールにあてはまらない発音もありますが、それでも、アメリカやイギリスではフォニックスを学習する学校は多いようです。


     26文字の基本フォニックスの表

     a ⇒ ェア        o ⇒ オ
     b ⇒ ブ         p ⇒ プ
     c ⇒ ク         q ⇒ クヮ
     d ⇒ ドゥッ       r ⇒ ゥル
     e ⇒ エ         s ⇒ ス
     f ⇒ フ         t ⇒ トゥ
     g ⇒ グ         u ⇒ ア
     h ⇒ ハ         v ⇒ ヴ
     i ⇒ イ         w ⇒ ウヲ
     j ⇒ ジュ        x ⇒ クス
     k ⇒ ク         y ⇒ ィヤ
     l ⇒ ル         z ⇒ ズ
     m ⇒ ム
     n ⇒ ン

 みなさん、声を出して読んでみてはいかがですか?

 最後に「You Tube」で「大阪市、小学1年生から英語教育始める方針 目標も明記(12/11/07) 」を6分程度に纏めて動画にしていますので、クリックして見てください。

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