高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、「CSR」(Corporate Social Responsibility)(企業の社会的責任)という言葉を何度も耳にしていますね。
企業での「慈善事業」から形を変え、2003年頃から良く聞かれるようになった「CSR」(Corporate Social Responsibility)(企業の社会的責任)という概念とは、
即ち、企業が
◆メセナ活動を通じた社会に文化・芸術の提供
◆税金を納付して金銭的に社会に貢献すること
◆良い製品やサービスを社会に提供
◆雇用の創出を社会に貢献すること
などですが、企業には、昔から「企業理念」とか「経営理念」を持ち合わせており、これを「CSR」としているところもあります。
参考に「CSR」と似た言葉で、「SRI」という言葉を聞いたことはありませんか?
◆「CSR」(Corporate Social Responsibility)
⇒ 消費者から見た、企業の社会的責任を果たす活動
◆「SRI」(Socially Responsible Investment)
⇒ 投資家から見た、企業の社会的責任の評価
即ち、消費者側に立った「企業の社会的責任」と、投資家側に立った「企業の社会的責任」のことです。「SRI」は、日本語では「社会的責任投資」 と訳されることが多いようです。
さて、表題の件ですが、企業の競争戦略論の大権威であるアメリカハーバード大学:マイケル・ポーター教授が新たに提唱した「Creating Shared Value」という考え方です。
「CSR」は、慈善事業だけではなく、コンプライアンスや、様々な倫理的、法的基準を満たしていること、企業シチズンシップ、さらには広義の意味でのサステイナビリティを追求することなどを包括的に盛り込んでいたが、このステージから多くを学んだ我々が向かう次のステージが、「CSV」である・・・・・と。
マイケル・ポーター教授は、米ハーバード・ビジネス・レビュー誌の2011年1月・2月合併号に寄稿した論文で、「CSV」(Creating Shared Value)があり、更にマイケル・ポーター教授は、1月に開催されたダボス会議「世界経済フォーラム」では、環境や貧富の格差の問題に応える考え方として「CSV」を提議しています。
即ち、このコンセプトは、「企業は社会と共有できる価値を創出すべきだ」と主張しました。
もう少し判り易く、マイケル・ポーター教授の「CSVについての基調講演」から引用すると、
≪CSVのコンセプトが慈善事業やCSRと根本的に違うのは、CSVは資本主義のあり方=ビジネスモデルのありかたそのものの話である、という点である。慈善事業やCSRは、企業が得た資本やリソースを、取り分けて、ビジネスの本筋とは関係ない別の目的のために使う、という考え方であった。しかし、CSVは、社会のありかたを改善することを、経済的価値あるいは利益を生むことに直結させる、という試みである・・・・・≫
下記に「CSV」の関連記事に関し、
◆≪マイケル・ポーター教授 CSVについての基調講演≫2012/5/31
◆≪次世代型CSR? マイケル・ポーターが提唱するCSVという考え方≫2012/9/21
◆≪CSRの呪縛から脱却し、「社会と共有できる価値」の創出を≫2011/5/19
◆≪社会問題解決と競争力強化を両立するCSV≫2011/6/1
が掲載されていますので、参考にお読みください。
みなさん、「CSR」(Corporate Social Responsibility)(企業の社会的責任)という言葉を何度も耳にしていますね。
企業での「慈善事業」から形を変え、2003年頃から良く聞かれるようになった「CSR」(Corporate Social Responsibility)(企業の社会的責任)という概念とは、
即ち、企業が
◆メセナ活動を通じた社会に文化・芸術の提供
◆税金を納付して金銭的に社会に貢献すること
◆良い製品やサービスを社会に提供
◆雇用の創出を社会に貢献すること
などですが、企業には、昔から「企業理念」とか「経営理念」を持ち合わせており、これを「CSR」としているところもあります。
参考に「CSR」と似た言葉で、「SRI」という言葉を聞いたことはありませんか?
◆「CSR」(Corporate Social Responsibility)
⇒ 消費者から見た、企業の社会的責任を果たす活動
◆「SRI」(Socially Responsible Investment)
⇒ 投資家から見た、企業の社会的責任の評価
即ち、消費者側に立った「企業の社会的責任」と、投資家側に立った「企業の社会的責任」のことです。「SRI」は、日本語では「社会的責任投資」 と訳されることが多いようです。
さて、表題の件ですが、企業の競争戦略論の大権威であるアメリカハーバード大学:マイケル・ポーター教授が新たに提唱した「Creating Shared Value」という考え方です。
「CSR」は、慈善事業だけではなく、コンプライアンスや、様々な倫理的、法的基準を満たしていること、企業シチズンシップ、さらには広義の意味でのサステイナビリティを追求することなどを包括的に盛り込んでいたが、このステージから多くを学んだ我々が向かう次のステージが、「CSV」である・・・・・と。
マイケル・ポーター教授は、米ハーバード・ビジネス・レビュー誌の2011年1月・2月合併号に寄稿した論文で、「CSV」(Creating Shared Value)があり、更にマイケル・ポーター教授は、1月に開催されたダボス会議「世界経済フォーラム」では、環境や貧富の格差の問題に応える考え方として「CSV」を提議しています。
即ち、このコンセプトは、「企業は社会と共有できる価値を創出すべきだ」と主張しました。
もう少し判り易く、マイケル・ポーター教授の「CSVについての基調講演」から引用すると、
≪CSVのコンセプトが慈善事業やCSRと根本的に違うのは、CSVは資本主義のあり方=ビジネスモデルのありかたそのものの話である、という点である。慈善事業やCSRは、企業が得た資本やリソースを、取り分けて、ビジネスの本筋とは関係ない別の目的のために使う、という考え方であった。しかし、CSVは、社会のありかたを改善することを、経済的価値あるいは利益を生むことに直結させる、という試みである・・・・・≫
下記に「CSV」の関連記事に関し、
◆≪マイケル・ポーター教授 CSVについての基調講演≫2012/5/31
◆≪次世代型CSR? マイケル・ポーターが提唱するCSVという考え方≫2012/9/21
◆≪CSRの呪縛から脱却し、「社会と共有できる価値」の創出を≫2011/5/19
◆≪社会問題解決と競争力強化を両立するCSV≫2011/6/1
が掲載されていますので、参考にお読みください。