HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1189話≪消費者動向調査⇒若年層を中心に食の経済性志向が増大≫

2012年09月26日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、若年層中心に食の経済性志向強まってきていることが、日本政策金融公庫・農林水産事業の調査で判ってきました。

 この話題は一部のNHKニュースでも取り上げていましたね。

 日本政策金融公庫・農林水産事業が7月に行った「平成24 年度上半期消費者動向調査」で消費者の食の志向や国産品に対する意識について調査したところ、若年層を中心に食の経済性志向が強まっているという結果が出ています。

 詳細は上記をクリックしてください。その調査結果のポイントの結果を抜粋しますと、

  ◆消費者の健康志向は関心度高く高水準、経済性志向が反転し増加
    消費者の健康志向 ⇒ 44.9%(最も高い回答割合)
    食費を節約する経済性志向 ⇒ 39.7%(前回調査5.3 ポイント上昇)
    手作り志向 ⇒ 26.7%(前回調査7.2 ポイント上昇)
    安全志向 ⇒ 19.9%(震災前の水準に戻る、震災後は28.5%)
    国産志向 ⇒ 12.4%(H23/7調査の16.0%から徐々に低下)

  ◆20 歳代から50 歳代で経済性志向 ⇒ 急激に増加
    健康志向と手作り志向 ⇒ 年代が上がるにつれて割合が高くなる
    経済性志向と簡便化志向 ⇒ 若い層ほど割合が高い
     注)20 歳代と70 歳代の比較では
        健康志向では35.2 ポイント、経済性志向では39.0 ポイント
       のかい離があ。
    年代別経済性志向は20 歳代から50 歳代の各層で割合が高まっている
       20 歳代では14.1 ポイント(43.2%→57.3%)
       60 歳代(24.3%→25.4%)
       70 歳代(21.3%→18.3%)
      若年層とシニア層で対照的な結果
    年代別安全志向は全年代で割合が低下
       20 歳代の層での低下(17.3%→10.3%)

  ◆国産品かどうか気にかける割合が低下、4年前に比べ最低水準
    H20/5月の調査開始以来最低
    国産食品の安全面に対するイメージ ⇒ 前回より5.4 ポイント増加
    輸入食品の安全面に対するイメージ ⇒ 低下傾向

  ◆輸入食品への抵抗感薄れるが、米・野菜・きのこは国産品を選択
    割高でも国産品を選ぶと回答した割合 ⇒ 51.2%に低下(調査開始以来最低)
    品目別でみると、
       米、野菜、きのこ ⇒ 割高でも国産品を選ぶ割合が50%
       果物や食肉類、魚介類 ⇒ 割高でも国産品を選ぶ割合は50%を下回る)
    輸入食品について
       米、野菜、きのこ、冷凍野菜、冷凍食品についても消費者の抵抗感がある
       牛肉や乳製品、菓子、果物については、約半数が抵抗なく買っている

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