HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第850話≪高知工科大学が「特待生制度奨学金」で優秀な学生を確保≫

2010年05月14日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、日本で初めて私立大学から公立大学へ変わった「高知工科大学」を知っていますか?

 高知県には、大学工学部がありませんでいたので、高知県のハイテク産業浮揚希望を担って、高知県により平成9年公設民営方式で私立大学として創設しましたが、平成21年4月に公立大学法人化により県立大学へ移行しています。学校教育法による大学で4年制私立大学を公立大学に転換する全国初の事例となったのです。

 この大学は今までの日本の大学慣習とは一線を画したところがあり、学生による授業評価や研究業績を直接的に教員評価教員処遇に反映させる教員任期制再任制度などを取り入れています。

 又、高知工科大学は、アメリカ景観建造物協会優秀賞、公共建築賞優秀賞を受賞しており、「日本一美しいキャンパス」も持ち合わせています。

 このユニークな高知工科大学は、「高知県内高等学校出身者授業料等免除の制度」「トミナガ奨学金」等がありましたが、更に「特待生制度」を創設しており、平成22年度に入学した県外出身の女子学生1人が、特待生第1号となっています。

 この高知工科大学「特待生制度」は平成22年度から、新入生を対象に、入学金30万円(県内の学生は15万円)、年間授業料53万5800円が全額免除され、月額10万円の奨学金を支給する制度です。

 但し、特待生は、毎年度末において、次の2つの要件を満たしていなければ、その翌年度の資格を失います。
 ① 入学時からの履修登録した全ての科目のうち、成績評価AAを4、Aを3、Bを2、Cを1、Fを0としたときの、1単位当たりの平均値が2.8以上であること。
(本学以外での履修により認定された単位は算定されません)
 ② 1年次終了時の取得単位数が35単位以上、2年次終了時の取得単位数が70単位以上、3年次終了時の取得単位数が100単位以上であること。

 さ~~ぁ、みなさんも県外出身の女子学生・特待生第1号に続きませんか・・・・・。


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