HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第319話≪国立大学が平成20年度入試から推薦・AO枠の上限を3割から5割へ≫

2006年11月15日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、国立大学が平成20年度入試から推薦・AO枠の上限を3割から5割に増やす方針を明らかにしましたよ。

 11月6日(月)に神戸市で、国立大学協会第8回通常総会が開催され、平成20年度入学者選抜に関する実施要領等の改正について等の事項について協議が行われました。

 現在の高校2年生が受験する平成14年度入試から、国立大学の推薦入試(AO入試を含む)の定員枠の上限を、全体定員の3割から5割に拡大することを認める方針を明らかにしました。

 HageOyaji通信:第286話≪平成19年度国公立大学入学者選抜の概要(文部科学省)≫ でも詳細を配信しておりますが、21世紀へ入り更に少子化の影響もあり、入試センター試験の5教科7科目化により一般入試の志願者数を減らした国立大学からは、学生確保のために上限を緩和することを望む声があがっていたようです。

 国立大学協会は、推薦入試やAO入試の実施を前提に、平成18年度から後期日程の廃止を認めており、後期日程を廃止する代わりに推薦・AO入試を導入する大学は増えてきています。

 第286話≪平成19年度国公立大学入学者選抜の概要(文部科学省)≫を見ましても、国立大学全定員に占める推薦入試の定員の割合は11.6%、AO入試の定員の割合は2.3%ですが、AO入試定員の枠は、まだまだ小さいと言えます。

 AO入試を実施する大学は53大学136学部で、昨年度と比較して8大学15学部の増加となっており、平成20年度からAO入試が拡大していくでしょう。

               

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