HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第121話≪対談「生きる力を養うためにできること」より抜粋≫

2005年09月28日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、日本銀行情報サービス・金融広報中央委員会のホ-ムページ≪マネー情報「知るぽると」≫に、対談「知識と体験は双方共に大事 総合的な学習の時間でお金を学ぶ」が掲載されております。

 《対談者》は、
    赤田 英博 ((社)日本PTA全国協議会会長)
    増永  嶺 (金融広報中央委員会会長)



 その中から、下記を抜粋しておきます。


     ≪生きる力を養うためにできること≫

 ◆赤田
  「子どもは地域の宝」という考え方の中で、これまでPTAの活動も成り立ってきたと思っています。

 ◇増永
  そういうことが根底にありながら、一方で社会のスタイルが変わって、子どもから見ると「どうやっていいのかわからない」という面が強くなっているように感じます。反面、昔と比べると、子どもたちの将来の選択の幅が非常に広がっています。そこで生き抜く力や選択し自立していく力を身につけさせるのが重要です。そのために地域や家庭には何ができるのでしょう。

 ◆赤田
  なかなか難しいですね。核家族化、少子化、地域のつながりが薄くなってきた中で、このことは私たちにとっても非常に難しいテーマです。子どもに対する地域の関心が薄れてしまってきているのです。
 これまでは、地域にも極端にいえば躾けまでお願いするという具合でした。そこで、まず保護者が自主的に行えることを一生懸命やって、地域の中で保護者の存在を認めてもらい、そのうえで学校、地域と連携していこうと模索しています。連携というのは何ができるかを自ら考えて行動し、認め合う、それが大事だと思うのです。

 ◇増永
  そこで重要になるのが、今話題の総合的な学習の時間の活用ですね。

 ◆赤田
  仰る通りです。今までは知識重視偏重であったのが、体験も重視しようということで始まったのが総合的な学習の時間です。子どもたちは地元の八百屋さんへ行ったり、工場に出かけたりする中で、子ども同士認めあったり、また地域の中で働いている大人の姿を見ながら、地域の中で育っていることを意識することができます。学力低下論が非常に大きくなっていますが、私は知識と体験は両方共バランスよく必要だと思っていますので、総合的な学習の時間はとても大切だと考えています。

                

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