HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第275話≪ボランティア活動「福祉キャラバン」へ初参加(仙台工業高等学校建築科)≫

2006年08月18日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、最近、工業高校の生徒が、「ものづくり教育」の一環として、地域にある木造建物の「耐震診断」に挑戦、ボランティアの一環として高齢者宅の安全対策活動で社会貢献している・・・という記事を見かけますね。

8月15日付けの朝日新聞に「工業高の生徒が耐震診断 夏休み利用し地域に貢献」(県立彦根工業高校、都立葛西工業高校、県立市川工業高校)記事や8月17日付けの河北新報にも今年から高校生(仙台工業高等学校)も初参加すると記事が目に留まりましたので、この「福祉キャラバン」内容を配信しておきます。


           


 「福祉キャラバン」は宮城県建築士会仙台支部が主催するボランティア活動で、災害に強く、高齢者も安心して暮らせる家の安全対策を進めようと毎年、敬老の日を前に行っています。

 宮城県の建築士が高齢者宅に無料で手すりなどを取り付けるて回る「福祉キャラバン」は今年で14回目を向かえており、このキャラバンに仙台工業高等学校建築科の生徒が今年から初めて参加します。仙台工業高等学校が掲げる社会貢献の一環で、授業で身に付けた技術を生かし、プロの作業をサポートすることが目標です。

 支部会員の一級建築士ら約30人が、お年寄りや体の不自由な人の自宅を訪れ、浴室や階段、トイレなどに手すりを設置したり、寝室のたんすや食器棚を壁に固定したりします。

 今年は、仙台工業高等学校建築科の生徒4人が参加し、支部会員のアドバイスを受けながら、金具の取り付けやビス打ちなどの作業をしますが、この4人全員は校内の「建築クラブ」で活躍する3年生です。安全安心な家づくりを研究し、木造住宅の耐震診断にも取り組んでいます。

 昨年の「福祉キャラバン」は8月16日に発生した、宮城県沖地震の後でしたので、申し込みの依頼が殺到したそうです。近未来に起こると言われている宮城県沖地震への不安が高まる中、家具の転倒防止を希望するお年寄りが多かったということでしょうね。

 これらのボランティア活動は、「ものづくり教育」の基本となりますね。

               

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