高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、Benesse教育研究開発センターが「第5回学習指導基本調査(高校版)」を公表しています。
全国の公立高校の校長 830名、教員 4,791名の声を分析しており、8割の教員が生徒の「学習意欲の低さ」「義務教育での学習内容の未定着」に悩んでいる都の結果です。
又、普通科Dグループでは、家庭に困難を抱える生徒が多いとの報告もあります。
≪調査テーマ≫
公立高校における学習指導の実態と教員の意識
≪調査方法≫
郵送法による質問紙調査
≪調査時期≫
2010年8月~9月
≪調査対象≫
全国の公立高校の校長および教員
校長 830名(配布数2,000通、回収率41.5%)
教員 4,791名(配布数12,000通、回収率39.9%)
今回の教員調査では、校長調査と勤務校がマッチング可能な3,070名を分析対象
国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語のいずれかを担当している教員を対象
≪調査項目≫
【校長調査】
カリキュラム編成の特徴/平日の朝・放課後、土曜日等の時間の活用状況/試験/今後の進路指導方針/校内研修/新学習指導要領の検討状況/新学習指導要領の全面実施への不安
【教員調査】
授業の進め方・内容・方法/指導観/宿題・家庭学習指導/進路指導に関する課題意識/指導力向上の取り組み/保護者の変化/日常生活/教職の魅力/悩み/教員生活の満足度/将来展望
「第5回学習指導基本調査(高校版)ダイジェスト」から主な項目を下記に抜粋しますが、詳細はクリックしてお読みください。
◆生徒とその家庭背景
約8割の教員が、「生徒の学習意欲が低い」「義務教育段階の学習内容が定着していない生徒が多い」ことに悩んでいる。とくに、普通科C・Dグループ、総合学科、専門学科において、悩みを抱える教員が9割前後と高い。
◆教育課程の編成
8割強の高校の校長が「生徒一人ひとりの学習実態や進路に対応できる柔軟なカリキュラムを編成している」と回答。普通科の中でも、普通科Aグループでは「共通した学習内容」を重視する比率が高い。Aグループの中でも、コース分けや進路指導方針に多様性がみられる。
平日の朝読書は4割、平日の朝学習・土曜日の学習は5割、平日の放課後補習は9割の高校が実施している。土曜日の学習は、生徒の中学校時代の評定平均が高い高校ほど、実施率が高い。
◆教員の土日出勤、悩み
教員の約7割が2週間に1日以上(「ほとんど毎週出勤」「2週間に1日程度」の合計)土日に出勤している。補習や授業で出勤する比率は普通科Aグループの教員で高く、また約4人に3人が「休日出勤や残業が多い」ことに悩んでいる。
◆学校徴収金
生徒一人あたりの学校徴収金は月平均9,238円。
◆授業時間の使い方・進め方
「教師からの解説の時間」を「多くするように特に心がける」教員の比率は、中学校で2割強に対して、高校では5割弱であった。高校では、学校種によらず「教師からの解説の時間」を心がける教員の比率がもっとも高い。
◆教員の指導観
普通科Aグループでは、8割弱の教員が「自発的に学習する意欲や習慣を身につけさせること」を重視している。一方で、普通科Dグループでは、半数以上の教員が「たとえ強制してでも、とにかく学習させること」を重視している。
◆授業の内容
約7割の教員が「基礎基本の習得」を多くするように心がけているのに対して、「基礎基本の活用」は4割台、「探究」は1割台である。「探究」を心がける教員の比率は、普通科Aグループで2割弱と相対的に高くなっている。
◆学校としての進路指導方針
8割5分強の高校の校長が、今後「国公立大学への進学者数」を「今よりも増やす」と回答している。普通科Dグループでも8割弱、専門学科でも7割強の高校の校長が「今よりも増やす」方針である。
◆教員が抱える進路指導上の課題
9割弱の教員が「生徒の基本的な学習習慣が確立していないこと」に困難を感じている。「進路を決めきれない生徒が多いこと」に困難を感じる教員の比率も、7割5分強と高い。
みなさん、Benesse教育研究開発センターが「第5回学習指導基本調査(高校版)」を公表しています。
全国の公立高校の校長 830名、教員 4,791名の声を分析しており、8割の教員が生徒の「学習意欲の低さ」「義務教育での学習内容の未定着」に悩んでいる都の結果です。
又、普通科Dグループでは、家庭に困難を抱える生徒が多いとの報告もあります。
≪調査テーマ≫
公立高校における学習指導の実態と教員の意識
≪調査方法≫
郵送法による質問紙調査
≪調査時期≫
2010年8月~9月
≪調査対象≫
全国の公立高校の校長および教員
校長 830名(配布数2,000通、回収率41.5%)
教員 4,791名(配布数12,000通、回収率39.9%)
今回の教員調査では、校長調査と勤務校がマッチング可能な3,070名を分析対象
国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語のいずれかを担当している教員を対象
≪調査項目≫
【校長調査】
カリキュラム編成の特徴/平日の朝・放課後、土曜日等の時間の活用状況/試験/今後の進路指導方針/校内研修/新学習指導要領の検討状況/新学習指導要領の全面実施への不安
【教員調査】
授業の進め方・内容・方法/指導観/宿題・家庭学習指導/進路指導に関する課題意識/指導力向上の取り組み/保護者の変化/日常生活/教職の魅力/悩み/教員生活の満足度/将来展望
「第5回学習指導基本調査(高校版)ダイジェスト」から主な項目を下記に抜粋しますが、詳細はクリックしてお読みください。
◆生徒とその家庭背景
約8割の教員が、「生徒の学習意欲が低い」「義務教育段階の学習内容が定着していない生徒が多い」ことに悩んでいる。とくに、普通科C・Dグループ、総合学科、専門学科において、悩みを抱える教員が9割前後と高い。
◆教育課程の編成
8割強の高校の校長が「生徒一人ひとりの学習実態や進路に対応できる柔軟なカリキュラムを編成している」と回答。普通科の中でも、普通科Aグループでは「共通した学習内容」を重視する比率が高い。Aグループの中でも、コース分けや進路指導方針に多様性がみられる。
平日の朝読書は4割、平日の朝学習・土曜日の学習は5割、平日の放課後補習は9割の高校が実施している。土曜日の学習は、生徒の中学校時代の評定平均が高い高校ほど、実施率が高い。
◆教員の土日出勤、悩み
教員の約7割が2週間に1日以上(「ほとんど毎週出勤」「2週間に1日程度」の合計)土日に出勤している。補習や授業で出勤する比率は普通科Aグループの教員で高く、また約4人に3人が「休日出勤や残業が多い」ことに悩んでいる。
◆学校徴収金
生徒一人あたりの学校徴収金は月平均9,238円。
◆授業時間の使い方・進め方
「教師からの解説の時間」を「多くするように特に心がける」教員の比率は、中学校で2割強に対して、高校では5割弱であった。高校では、学校種によらず「教師からの解説の時間」を心がける教員の比率がもっとも高い。
◆教員の指導観
普通科Aグループでは、8割弱の教員が「自発的に学習する意欲や習慣を身につけさせること」を重視している。一方で、普通科Dグループでは、半数以上の教員が「たとえ強制してでも、とにかく学習させること」を重視している。
◆授業の内容
約7割の教員が「基礎基本の習得」を多くするように心がけているのに対して、「基礎基本の活用」は4割台、「探究」は1割台である。「探究」を心がける教員の比率は、普通科Aグループで2割弱と相対的に高くなっている。
◆学校としての進路指導方針
8割5分強の高校の校長が、今後「国公立大学への進学者数」を「今よりも増やす」と回答している。普通科Dグループでも8割弱、専門学科でも7割強の高校の校長が「今よりも増やす」方針である。
◆教員が抱える進路指導上の課題
9割弱の教員が「生徒の基本的な学習習慣が確立していないこと」に困難を感じている。「進路を決めきれない生徒が多いこと」に困難を感じる教員の比率も、7割5分強と高い。