HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1241話≪「水素社会」は進んでいるのだろうか?≫

2013年02月01日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、過去にHageOyaji通信は「エネルギー」問題に関して、

 ◆東日本大震災前には、

 第424話≪サスティナブル(sustainable)≫
 第561話≪みなさん、「家庭の省エネ大辞典 」を知っていますか?(ECCJ作成)≫
 第862話≪「スマートグリッド」とは?「スマートグリッド展2010」≫


 ◆東日本大震災後には、

 第991話≪「電力不足が雇用・所得に及ぼす影響」(第一生命経済研究所)などから≫
 第1050話≪「スマートグリッド」⇒「スマートコミュニティ」⇒「スマートシティ」へ≫
 第1138話≪「エコ・ファースト制度」を知っていますか?≫
 第1212話≪「シェールガス(shale gas)」は頁岩(シェール)層から採取される天然ガスとは≫
 第1236話≪日本での「再生可能エネルギー発電設備の発電出力」はどのくらいだと思いますか?≫

 を取り上げています。


 特に東日本大震災後には、化石燃料を使わないエネルギーシステム、例えば、「風力・水力・地熱発電」などの自然エネルギーから容易に電気を作り出す「水素エネルギー社会」の実現が求められています。

 特に「再生可能エネルギー」で話題に揚がっているのは、第1212話で配信した新型天然ガス「シェールガス(shale gas)」です。原発停止後には日本の天然ガス輸入は膨大に増え続けています。


 しかし、「水素社会」で一歩前進しているのが自動車社会です。

 既に、トヨタ自動車は、完全に化石燃料から離脱できるシステムを考案し、試作車も登場し自治体にリースしています。トヨタのホームページ「燃料電池車とは」をクリックすると、

  ≪究極のエコカーにいちばん近いクルマ≫
  水素と酸素を化学反応させて電気をつくる燃料電池を動力源とするクルマです。車両の開発には、トヨタが培ってきたハイブリッド技術をコアテクノロジーとして応用しています。
  ガソリンに代わる燃料である水素は、環境にやさしく、さまざまな原料からつくることができるエネルギー。
  トヨタは、「サスティナブル・モビリティ」実現に向けての理想的なクルマとして、その早期普及を目指し、世界に先駆けて、2002年から燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV」を日米で限定販売するなど、燃料電池車の開発で確固たる実績をつくってきました。

          

 ◆燃料電池(FCV)
  水素と酸素の化学反応によるエネルギーにより電気と熱を発生させる発電装置の一種。燃料電池の起源は、約200年前の1801年に英国王立科学研究所のデービー卿により原理が発明。

 と掲載されています。

 最近、日経ビジネス「記者の目」1/24付けに、日経ビジネス編集部 山根 小雪記者の≪日本が世界を率いる「水素社会」3・11がその到来を後押しする理由≫に「液化水素」という未知の燃料に関して纏められていますので、クリックしてお読みください。

 みなさんも今後の「水素社会」の進行にに着目しましょう・・・・

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