HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1198話≪「第5回 ロボット大賞」が決まりました(一般展示会10/17~10/19)≫

2012年10月17日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、非常に興味がある「第5回 ロボット大賞」の受賞ロボットが決定しました。

 その前に、10/8~10/12開催の「第6回国際地学オリンピック」の報告で2012年度の全報告が入ってきましたので、10/13に更新しておきました。下記をクリックしてください。

 HageOyaji通信:第1163話≪「2012年国際科学オリンピック」結果報告が入ってきました≫7/24、7/30、8/28、9/29、10/13追加


 東京ビッグサイトで表彰式(10/17)に続き、一般展示会(10/17~10/19)で受賞ロボットを紹介されますので、入場無料ですので、東京ビッグサイト東3ホールで実物を是非見てください。
 (一部ロボットについては、ロボット本体の展示に代わり、映像等による紹介をする場合があり)

 ◆「第5回 ロボット大賞」(経済産業大臣賞)は、
   「生活支援ロボットソリューション事業の推進」
   開発者等:パナソニック(株)、松下記念病院
   概  要:薬剤関連ロボットや自律搬送ロボット等を、病院を模擬した環境に展示することで、顧客に導入イメージを形成し、コンサルティングによって病院の現場と経営の課題を総合的に検討した上でロボットを用いたソリューションを提案し、病院へのロボット導入に繋げるビジネスモデル。

  ◆「最優秀中小企業・ベンチャー賞」(中小企業庁長官賞)は、
    「ロボット用3次元ビジョンセンサーTVSシリーズ」
    開発者等:(株)三次元メディア
    概  要:バラ積みピッキングやアライメント(位置合わせ)用途の3次元ビジョンセンサ。各メーカーのロボットに接続可能なインタフェースや連携プログラムを用意しており、導入が容易である。

  ◆「日本機械工業連合会会長賞」は、
    「知能化組立ロボットーFシリーズ」
    開発者等:三菱電機(株)
    概  要:知能化技術を実装したロボットに、力覚センサや3次元ビジョンセンサなどを組み合わせた知能化ソリューションとして提供することで、力覚制御やバラ積みピッキングなどを利用しやすくした。また同社では、これらを活用したサーマルリレー組立セルなどを構築し、導入を進めている。

  ◆「特別賞」(次世代産業特別賞)は、
    「フレキシブルな自動組立ラインを実現するヒト型ロボットーNEXTAGE」
    開発者等:グローリー(株)、川田工業(株)
    概  要:可動式頭部カメラ及び双腕を備えた、人間と同程度の大きさのヒト型産業用ロボット。手作業の高い柔軟性を再現するため、道具や装置を利用して、多種の作業や製造方法の変更に対応できる。ケーブルやゴムバンド等の柔軟物を扱う貨幣処理機組立工程に活用されている。

  ◆「特別賞」(社会貢献特別賞)は、
    「原発対応ロボットーQuince/Rosemary」
    開発者等:千葉工業大学
    概  要:東京電力福島第一原子力発電所事故の収束及び今後の廃止措置に向けた作業に導入されているモニタリングロボット。高い走行性能によって様々な条件の段差や階段に対応し、現地の状況に合わせて通信方法や操縦性に改良を加えられている。

  ◆「部門別優秀賞」(5件)は、

   ◎サービスロボット部門「優秀賞」
     「球面超音波モータを使用したー管内検査カメラロボット」
    開発者等:(株)キュー・アイ、東京農工大学
    概  要:水道管や工場配管等の管内を検査するロボット。先端部に球面超音波モータを用いることで、カメラ部小型化と視野拡大を同時に達成し、これまで不可能であった小口径・曲がり管の詳細検査を可能としている。

   ◎産業用ロボット部門「優秀賞」
     「ロボットの自在性を活かしたー3次元鋼管曲げ(3DQ)ロボット」
    開発者等:新日鐵住金(株)、住友鋼管(株)、日鉄住金プラント(株)、(株)安川電機
    概  要:鋼管に対する3次元的な熱間曲げ焼き入れ加工を一工程で実施する産業用ロボット。既に複数の自動車部品の生産で活用されており、鋼管による車体構造を実現し、自動車の軽量化と高強度化を両立。

   ◎公共・フロンティア部門「優秀賞」
     「自律型海中ロボットーTuna-Sand」
    開発者等:東京大学生産技術研究所 浦研究室、(株)海洋工学研究所、(独)海洋技術安全研究所
    概  要:ケーブルに移動を制限されることなく広範囲の海底面を全自動で探査することが可能な自律型海中ロボット。2010年に富山湾においてベニズワイガニの生態を解明。水産資源や海底鉱資源調査への活用が期待される。

   ◎部品・ソフトウェア部門「優秀賞」
     「次世代ロボット向けRTシステムーSEED Solutions」
    開発者等:THK(株)
    概  要:FA向けの小型の分散ネットワーク制御システムを構築するための相互通信機能、モータ等の制御機能、ドライバ及び開発・設定環境等を一体化した小型のモジュール。

   ◎ロボットビジネス/社会実装部門「優秀賞」
     「災害現場で活躍するー次世代無人化施工システム」
    開発者等:鹿島建設(株)、(株)熊谷組
    概  要:有人での復旧作業が困難な大規模災害現場において、建設機械等を遠隔操作して工事を行うシステム。2011年、東京電力福島第一原子力発電所での瓦礫撤去や、台風12号による奈良県の天然ダム対策等において、迅速に施工システムを構築して対応した。

にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ
               
コメント (1)