HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第936話≪平成22年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成22年10月1日現在)≫

2010年12月08日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、前回は≪平成23年3月高校新卒者の就職内定状況(平成22年9月末現在)≫を配信しましたが、今回は≪平成22年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成22年10月1日現在)≫を見ますと、大学の就職内定率は57.6%で前年同期を4.9ポイント下回っており、過去最低の水準がわかります。

 現時点(平成22年10月1日現在)においては、高校新卒者より大学新卒者が非常事態ですね。

 厚生労働省と文部科学省は、平成23年3月大学等卒業予定者の就職内定状況等を共同で調査しました結果を公表しています。

 その調査概要を一部抜粋しますと、

   ◆「大学の就職内定率」 ⇒ 57.6%(前年同期を4.9ポイント下回る)
     ≪就職内定率は平成8年度の調査開始以来過去最低の水準≫
         男女別にみると、
          男子 ⇒ 59.5%(前年同期を3.8ポイント下回る)
          女子 ⇒ 55.3%(前年同期を6.3ポイント下回る)

   ◆「短期大学の就職内定率(女子学生のみ)」
          ⇒ 22.5%(前年同期を6.5ポイント下回る)

   ◆「高等専門学校の就職内定率(男子学生のみ)」
          ⇒ 93.8%(前年同期を0.9ポイント下回る)

   ◆「専修学校(専門課程)の就職内定率」
          ⇒ 37.9%(前年同期を5.5ポイント下回る)


 この就職状況を打破するため、厚生労働省は、「新成長戦略実現に向けた3段構えの経済対策」(平成22年9月10日閣議決定)に基づき新卒応援ハローワークを全国55カ所に設置し、大卒就職ジョブサポーターの大幅な増員を行い、新規学卒者、大学等にし円を開始。

 この調査結果を受けた細川厚生労働大臣から労働局長へ下記の緊急指示を出しています。

 ○本日から12月15日までを集中取組期間とし、大卒就職ジョブサポーター等により、新規学校卒業者のための徹底した求人開拓の実施
 ○大卒就職ジョブサポーターが担当する大学等と連携し、大学等のニーズに応じ、大学への出張相談等を積極的かつ迅速に実施
 ○就職面接会を現在計画中のものに追加、平成22年12月から23年2月に集中的に実施

 いつものことながら、手を打つのが後手に回っていますね。

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