HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第53話≪面接で、自己紹介、自己PRしてください・・・と言われたとき≫

2005年04月18日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、さ~~~ぁ、高校を出たら一歩先に社会に出るみなさん、今から面接の下準備に入りましょう。

 最近の面接官は必ず、下記の言葉から入ります。
   ◆自己紹介してください
   ◆自己PRしてください
   ◆貴方の夢を語ってください
   ◆志望動機を語ってください

と質問されたら、やった! しめた! と思い、自分のアピールポイントを説明する大事な機会です。ただ、このときに面接官が一番いやがるのは、エントリーシートの内容を丸暗記し、テープのように話すことです。これだけは絶対に止めましょう。ですから、今から練習しておくのです。
面接官は、マクドナルドのような決まったマニュアルで対応する受験生を嫌うからです。

 上記の質問内容は全て同じ質問内容に捉えて構いません。そのためには3分以内で、自分の過去・現在・未来をしっかり語る練習をしましょう。あなた方一人ひとりが、自分の過去・現在・未来を見据えたストリーを持っていれば鬼に金棒です。これらを語ることが出来た受験生は、質問がそれても落ち着いて応えられます。

就職を希望している高校生に、具体的にお話しましょう・・・

 ◇それでは、自分の過去とは、何を話せばよいのか?
  ・小さい頃からの夢
  ・この高校を選択した理由(自分で何故選んだことなど)
  ・高校生活でのクラブ活動で得たこと(協調性、組織活動の重要性など)

 ◇次に、自分の現在とは、何を話せばよいのか?
  ・自分の性格や学業面での得意科目(性格は長所のみ)
  ・工業系の生徒なら実習で得たこと(それを生かすため貴社を選んだ)

 ◇最後に、自分が考えている未来とは、何を話せばよいのか?
  ・貴社希望動機(高校で学んだことを生かせる職場)
  ・採用後の抱負(貴社の優秀な先輩方々から知識を吸収したい)
  ・社会への抱負(一日でも早く社会貢献したい)

 (注)上記の「自分の性格」で長所のみを話しなさい・・・と書きましたが、面接官が追加で「貴方の欠点はなんですか?」と質問された場合は、欠点の無い人はおりませんので、自分の欠点を素直に述べますが、「その欠点も高校生活やクラブ活動を通してなおりました」と付け加えましょうね。自己PRで欠点のみを伝えた場合、謙虚さなどは理解されますが、マイナス思考にとらわれることもあるため、プラス思考の評価に変える応え方に注意しましょう。「苦手な分野はありますか」などと再質問されたときも同じ考え方でプラス思考持った受験生であることを印象付けましょう。第5話≪マイナス思考&プラス思考≫も読み直してください。


これらのストリーをしっかり見につけておけば、例え、面接官が「一分で自己紹介してください」と言っても、その中から過去・現在のみを話すなど工夫が出来るのです。


よく評論家の方々は、最近の若者は、デジタル時代の申し子のようであり、「白か黒か」といった単純な図式でしか行動できないし、工夫ができないと・・・申しておりますが、HageOyajiはそうは思いません。今の若者は練習すれば出来るのです。

今から、練習を始めようね。