HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第52話≪メラビアンの法則を知っておこう≫

2005年04月15日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさんは、「メラビアンの法則」を聞いたことがあるでしょうか?
これは、面接において基本的な問題に影響を与える分析なのです。ですから知っておきましょう。

    ◆55%=Visual ≪視覚情報≫表情・身振り・手振り・視線
    ◆38%=Vocal  ≪聴覚情報≫声の質・速さ・トーン・口調
    ◆ 7%=Verbal ≪言語情報≫話す言葉の内容

 つまり話の内容は、相手に与える印象の7%でしかないというのです。
人の前に立つということは、つまり視覚・聴覚・知覚に訴えかけるその人のすべてが表れるということです。その中でも最も大きい影響力をもつのが≪視覚的要因≫なのです。

 例えば歩き方・表情・視線・礼・服装などの目から入る情報が、その人を決定付ける大きな要因となっています。次の聴覚的要因は、元気な声・明瞭な発言などで話すことにより、面接官にも伝わるものが変わってくると言われています。

 そして、知覚的要因(言語情報)なのですが、メラビアンの法則から、どんな内容の話をしたかということよりも、それ以上に目や耳から伝わることがその人を決定する基準の大部分を占めているということがわかりますね。


 このメラビアンの法則というのは、コミュニケーションの講座などで使われている法則です。心理学者のメラビアン博士が、実験し発見した法則です。

 ですから、人に伝えるときにはボディーランゲージや話しかたなどのマナーに気を配ることが、とても大切になってきます。

 
 第5話≪マイナス思考&プラス思考≫でも話をしたように、面接官が最初に見抜く、大事なポイントが、「この受験生は、マイナス思考か、プラス思考か?」をメラビアンの法則から見抜こうとしているのです。

 みなさん、あなたがたの学校には「面接」に関するビデオは必ずあるでしょう。タイトルにはいろいろ工夫がされており、「成功する就職活動-合格する面接編-」「面接の達人」「新・採用面接のすべて」「グループ面接必勝法」などたくさん出回っておりますので、メラビアンの法則を念頭におきながらビデオで面接の基礎を学んでくださいね。