社会保険労務士試験合格

　今日11月9日は社会保険労務士試験の合格発表日。社労士試験オフィシャルサイトで合格者受験番号を確認したらあった。8月26日の試験日から2ヶ月以上、やれやれだ。思えば丁度去年の今頃からLECのプレミアム合格塾という講座をカセットで聞きいて勉強を始めたのだが、記録によると勉強時間は910時間に及び、特に7月以降の直前期は相当勉強した。普段は平日1～2時間、直前期は平日4～5時間、試験前1週間は夏休みを取り1日10～12時間くらい机に向かっていた。
　社労士試験は科目が10科目で選択式は条文等の穴埋め8科目40問、択一式は労基・安衛法、労災法、雇用保険法、労度一般常識、健保法、国民年金法、厚生年金法ほ7科目各10問、5択×70問＝350の問の膨大な試験。試験問題も論文式のようにじっくり考えるのではなく、細かい引っ掛け問題を一瞬で○×の判断をするものなので、とにかく忘れやすい。1つの科目を勉強して「分かった」と思っても他の科目を勉強し、もとの科目に戻るとほとんど忘れているという有り様で、自分の記憶力の無さに呆然とすることもしばしばだった。6月頃までは記憶も曖昧だったが、7月以降、さらに言うと8月第1週の「ヤマ当てエクスプレス」講座後の3週間の追い込みでなんとかなったという感じ。とにかく試験日に頭の状態を最高に持っていくというアスリートみたいな感覚だった（なので試験後大分忘れてしまった）。
　試験当日は直前の勉強し過ぎでかなり疲れており、試験会場の青学の部屋が暑く、ただでさえ人一倍暑がりで大量飲水が必要な私はアンダーアーマーのHeat Gearというトレの格好で水飲みまくり。水を飲むときは手を上げて試験官の許可を得なくてはならないのだが、終いには試験官のお兄さんに「飲むよ！」とペットボトルを指差してガブガブ飲んだ。試験後は精魂尽き果て答え合わせをする気も起きない程だったが、今となればいい思い出。自分の記憶力は衰えていないし、この年でも高い集中力を持って頑張り通すことができたことも大きな自信となった。