蜂の巣ハート part Ⅱ

日々の日記を時々更新します

そして難波

2012-11-24 19:24:18 | 日記
※昨日の日記です。

三宮でマウリッツハイス美術館展を見ての帰り、
ふと23日が私の大好きなクリント・イーストウッドの映画「人生の特等席」の
封切日だったことを思い出し
また電車賃を払って観にくることを考えればこのまま帰る手はない。
家にいる娘に映画館と上映時間の検索をしてもらったところ
難波パークスシネマであと15分で始まることがわかり(笑)
その時地下鉄御堂筋線の難波で電車を降りたばかり。
走りました(笑)
パークスは近いけどシアターが遠いんだ、とにかく。
こんだけ走って満席だったら?初日だし(汗)
そのときはその時だ~~~
開始5分前に着いたらまだ席に余裕がある由。ひーひー
どーゆーこと??初日なのに!(おいおい)
先にトイレに行って座席に着いたらもう予告編が始まってましたが
なんとか間に合った。はーはー



ということで
クリント・イーストウッド主演「人生の特等席」です。
いつものように主演であり監督かと思っていたら
今回は監督はロバート・ロレンツという
20年来イーストウッド監督のパートナーを勤めてきた人でした。

イーストウッド監督の音楽を楽しみにしていたので
ちょっとがっかりしましたが
場面場面で軽快なカントリーテイスト、ある時はR&Bぽいノリのいい音楽が流れて
そこに俳優イーストウッドがいるという新しさが良かったです。

内容は、
野球のスカウトマンである偏屈オヤジ(イーストウッド)とそんな父親のせいで
心にキズをもつ娘の心の交流と
スカウトを通して野球界(ひいては現代社会も?)の過ぎたデータ化に喝を入れるという
2本柱のお話。
終わりの30分は展開が大きくてあれよあれよという間に
ハッピーエンド。その分中盤までちょっと物足りなかったかな。
でも小気味のいい映画で楽しめました。
余韻はほとんど引きずりませんがね。
ここらがイーストウッド監督と違うところ。
まあ御年82歳イーストウッド氏の魅力を十二分に堪能できる、
彼のために作ったような映画でしたから
長年のファン(私)は満足させてもらいました。

原題は「Trouble with curve」
カーブに問題あり。ですか?映画の内容そのまんまです。野球のカーブね。
あるいは父娘の人生のカーブという意味もあるかも。
これを邦題にするとなると難しいけど
だからと言って「人生の特等席」ではピンと来ない。来なさすぎる。
予告を見て、一体どういう映画なんだろうと不思議に思って観に行きましたが
観終わってもどうもタイトルの意味が伝わらない。
映画の中で、三等席(cheap seat) 特等席(best seat)という
娘のセリフがありましたが、自分か父親かがそれまで送ってきた人生を
野球の観覧席に例えて言った言葉なんですね。
父親に対して不満をぶちまけたセリフだったのですが肝心な内容を覚えてません。
ここをしっかり見ていたら理解できたかも…(もっと映画に集中しろよ)
あえて言うなら、父と娘、本来あるべき姿に戻って幸せをつかんだ。
その落ち着いた状態が特等席ってことですかね?
それも大げさすぎるというか、やっぱりしっくり来ないなあ。←まだ言ってる

ちなみにこの映画、アメリカでは
期待されたほど興行成績が上がらなかったそうです。
決して悪くはないんですけどね…


そして
予告編で観た「フライト」主演デンゼル・ワシントン。←ファンです(照)
これ絶対観に行きます。予告編に騙されててもいい。
絶対行きます(笑)



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