菅野勝てるか？「それ野村に聞いてみよ～」ってか？

今日から広島との３連戦。前回の広島戦は無残な３連敗。「菅野がこけたら皆こけた」訳だから今日の第１戦菅野が最重要だということはバカでもわかる。

開幕して１ヶ月。早々に巨人の先発投手が不足してきた。今年は左腕が豊富で・・・と半ば期待には程遠かったけれど、報知なんかは持ち上げていた。

これらの記事は誰かの指図でできているのだろう。トレード入団選手然り、岡本然り。どこをどんな目で見ているのか、というよりも監督は辛い。会社から「使え」って命令されるからなぁ。

今日の試合に戻る。菅野が野村に投げ勝つということは、①菅野が完封②野村が打ち込まれる、のどちらかである。①は可能性０ではない。②はほぼ期待できない。

ということで考えると、巨人の勝つ確率は５０％にも満たない。勝つとすれば野村の調子が悪く、巨人打線が奮ううという思わぬ事態が起こったとき。

巨人打線がつながって広島打線のお株を奪うって光景は想像しただけでもションベンちびりそうになるくらい楽しい。せめて、３、４、５番の集中打が炸裂したら勝てそう。

巨人打線が広島の勢いを上回るために菅野が得点を与えないという好投を演じ、野村の調子がよくないという３点セットが揃わなければならない。

シーズン初めといえど、今のうちから広島を首位から引きずり下ろしておかなければ、今後ますます戦いにくくなってくる。今から臨戦態勢で戦うことだ。

朝鮮半島がにわかにきな臭くなっているというのに、それ巨人や、やれ広島やって野球にうつつを抜かしていて良いのやら。１発のミサイルより１発のホームランの方がどれだけ楽しいか。

原爆の脅威がささやかれている折に、原爆被害地広島で奇しくも巨人戦。野球が緊迫するのはありがたいが米朝緊迫なんぞは願い下げだ。落語なら良いけども・・・

ここは潔く金本阪神にやられたってことで。でもね・・・。

２桁安打したとは言え、こうも「チャンスにブレーキ」踏む選手が多いと作戦もなにもあったものではない。２戦目は坂本のアクロバット打法で奇跡的に勝ったが２匹目のドジョウはいないぞ。

６、７、８、９番打者に加え、５番マビーまでもがチャンスに三振、三振・・・。１、２番の出塁は打率と同じような低レベル。坂本一人でどのようにして勝つの？

阿部の故障が怖くて２戦続けてベンチスタート。絶対的４番が休養するスタイルだけ広島に倣ってもなあ。その他の元気選手がいての４番休憩ではないか。

阿部のベンチスタートに異議は唱えない。できるだけながく活躍してもらいたいからだ。しかし、先日もこのブログで書いた通り、阿部が元気な内に手を打たなければ暗黒時代に突入してしまう。

結局、今までスカウト連中は誰のどこを見てドラフト指名してきたのか。現役の中心選手は皆、逆指名してきた選手ばかりではないか。大田も岡本もドラ１を育てられない訳は何よ？

阪神金本は自軍で伸び悩む若い選手を１年を棒に振ってでも覚醒させた感がある。今年、その花が咲くかもしれない。そんな期待感に溢れている。

巨人も、投手に限っては若い芽が出てきた。篠原という育成出身のダークホース。それに新人の左腕池田。二人とも「活き」が良いではないか。

だからと言って、山口哲のように使いまくっては元も子もなくなる。上手に育てることだ。森福は２軍降格だという。これでＦＡ選手は全員使い物にならずってことだ。責任者よ、堤よ出てこい！

明日２５日から広島との３連戦。打てない打線でどうなることやら。えっ？小林のバント？バットが振れない打者にバントも糞もない。

その他の打てなかった打者は皆、１球目の真ん中ストライクを悠然と見逃し、ストライクコールに慌てて２球目に手を出す。打てるボールを打たずして打てるはずがない。まあ、がんばれよ！

巨人、田口の好投と能見のエラーで連敗阻止。

能見のエラーがなければどうなっていたか知れない。田口が調子良かったといえども、能見はそれ以上に良かった。果たして打ち崩せただろうか。

坂本の曲芸のような打ち方で逆転できたのも能見のエラーがなければできなかった訳だから。自分の失策を引きずったためにあの回だけ投球のリズムが狂ってしまった。

負ける時のパターンはだいたい同じだと思う。勝つ時は全くその反対。欲しい時のヒット１本、試合を決めるときの１発。窮地でのファインプレー。出た方が勝つ。

ドームでの阪神３連戦の第２戦。阪神戦負けなしという田口とは言え、相手投手は前回苦戦した能見との投げ合い。先取点を取られるとやばい展開になると予想したが。

１回を最小得点で切り抜けた田口。１回からキレの良い投球をする能見。あのエラーがなかったら、果たして田口の「阪神戦負け知らず」が続いただろうか。

「勝ちは勝ち」だから昨日の巨人の試合にケチをつけるつもりはない。左の能見ということだろう、阿部を休ませて勝てたことに意義はあるかもしれない。

代わって今季初先発出場の村田は結局力んで無安打。こういうところで１本打っておかなければベンチでくすぶることになる。

打てないとストライクを見逃しボール球に手を出す。挙句、追い込まれて凡打。打てない選手の典型的なパターンだ。小林は例外だが。

小林の場合はバットの振り方からいわゆる「打者」ではない。打てなくてもせめてバットを振る「打者」であって欲しい。「振れないから打てないのか、打てないから振れないのか」。

「どっちも！」と声が掛かりそうだが、こればかりは小林自身が自覚して強打者の振り方を真似することから始めなければならないだろう。そう、小・中学生が真似するように。

それはさて置き、今日の第３戦が重要になる。巨人先発は問題の内海。相手投手は新顔の左腕（名前知らず）。新顔に弱い巨人、投げてみなければわからない厚顔の似非元エース。

どうやら、乱れた戦いが予想される。両チームの救援投手の出来如何で勝負は決着しそう。ドームには意味のない快晴の空。嫌な予感も脳裏をかすめる。

巨人の阪神戦３連敗が見えてきた（？）

ドームの阪神３連戦初戦。メッセンジャーに巨人打線がひねり潰されて完敗した。この調子が続けば阪神の３連勝が現実味を帯びてくる。ということは巨人３連敗（泣）。

今の巨人打線であればその芽は有るわな。坂本、阿部の二人に負んぶに抱っこでは連勝は続かん。ましてや阪神は現状リーグ三強のひとつ。そして若い。

巨人はマイコで負けるとあとは「奇跡の勝利」を祈るようなもの。田口が時として好投することもあるが６回まで。その間に、果たして打線が何点入れるか。

とにもかくにも、先発投手が踏ん張って、乏しいチャンスに坂本、阿部が打つという漫画のストーリーのような展開でなければ今の巨人は勝てない。

育成から這い上がってきたラッキーボーイ的な投手に少しは期待できそうではあるが、何億もの資金の内の一角にいる左中継ぎ投手も一向に働かない。山口哲の代役だったのでは？

球団に見限られてきた山口。原の酷使で勤続疲労の犠牲者となってしまった山口。その山口がここに来て息を吹き返してきた感がある。代役がなってないからそう見えるってか？

内海然り、投手陣もどこか頼りない気がするが、何と言っても余りにもお粗末な打線に怒りを通り越して涙があふれる。６番以下を何とかできないのか。

頼れる外野手がいない、などと嘆いているようだが、今のこんな時大田がいたらと心底思う。大田は環境が変わって怪我をしたのだと思う。

ちっとも用のたさないトレードは誰が主導して何を期待したのだろうか。どこを見てんのやら。結局は今の巨人の落ち目の姿は〇〇ツネ以下その子分どもが招いたものと疑う余地はない。

育成から発掘したというのであれば、育成から活きの良い打者も発掘できないのか。編成の失敗を現場に押し付けて、その責任を転嫁するやり方はファンへの裏切りである。

坂本と阿部が好調の内に戦力を整えなければ・・・

せっかく１軍復帰を実力で果たした高木勇が下手なバントで右手指を負傷して登録を抹消された。投手陣が整いかけた時だけに、この負傷は痛い。

大体、投手にも野手にも、基本を徹底させていないから「犠牲バント」どころかケガの犠牲になってしまった。野手のバントも基本ができていないから失敗する。

もともと、プロ入りする前にはバントなんかしない中軸打線の中にいた選手ばかりなのだから、コーチはその点をよく理解させた上で練習させておかねばならない。

バントの練習をさせていない大雑把な練習の巨人ではバント不要。バントをさせてずっこけるほど見苦しいものはない。特に、小林などは・・・

さて、今日から本拠地ドームで阪神との３連戦。せっかく４連勝と波に乗りかけているのだから、甲子園での借りを返しておくべきだ。

それには坂本と阿部が好調を維持している間にもう一段階戦力を整える必要がある。１、２番の出塁率と６番の固定だ。長野を外せば外野陣は心もとない。

それでも、長野の打撃が回復するまではいっそ２軍で調整させたほうが良いのではないか。ベンチにいれば使いたくなる。それで調子を取り戻すのなら良いがまずは期待できそうもない。

外野に岡本というのもどうかと思う。いま必要なのは岡本に打てることのないホームランを期待することではなく、出塁と走力だ。

岡本、長野を２軍に落としてまででも２軍にいる若手右打者の可能性を試してみるべきだ。トレードに出した大田に期待する度合いと岡本への期待度では天と地の差がある。

ドームに戻っての阪神戦。フレッシュな姿で戦いを繰り広げて貰いたいものだ。だいたいいつも黄色いドームなんて情けない。客は客に違いないが、読売の金満がなせる姿だなこれは。