巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

金本超変革 対 由伸一新 軍配はどっち?

2016-04-29 | プロ野球
巨人2連勝で迎えた阪神甲子園の3戦目、昨日に続いて悪天候でグランドコンデションは最悪の中でプレイボールがかかった。先発は阪神メッセ、巨人菅野。

坂本勇人が会心の3ランで先行、菅野は完璧な投球術で阪神打線を翻弄する。この試合の結果はどちらのファンも当然知っている。菅野の好投を内野のエラーと守護神沢村のチョンボ投球で守れなかったという試合。

に見えたが、視点を変えて神・超変革対巨・一新という目でこの試合を振り返りたい。両監督の思い入れがどれだけ試合に、采配に、選手起用に表れているか。

昨夜の試合は3ー3の引き分けだったが、両監督の指揮ではどちらが勝っていただろうか。「執念」というものがプラスポイントとして加えられるとしたら、阪神の勝ちになる。

それほど、阪神ベンチいや金本監督の勝負に対する真摯さが驚異にさえ映った。球場のファンはただただ騒ぎたいだけでやかましいだけだが、金本監督の闘志は球場のファンを越える。

「超変革」をスローガンにこれほど真剣に取り組む監督はこれまで知らない。「一新」の巨人はやはりどこか遠慮がちだ。金本監督の熱血が見えない分だけ「一新」には程遠い。

「若手を育てる」という明確な意思を実践する「超変革」作戦は、今シーズン始まったばかりという今、着々と進んでいるように見受けられる。当然、失敗はつきものだが決して恐れはしない。

厳しさを前面に「超変革」を成し遂げようとする姿勢の金本と「一新」したくともできない足かせをはめられた高橋監督の表情には天と地の差がある。勝敗順位では一日長の巨人が上だが。

それは仕方がない。昨日育成契約から支配下選手となりそのままユニホームもない選手が1軍の試合に呼ばれ、いきなり出場を果たすといった芸当は金本の他に誰ができる?

自分の目で確かめ、育てる。育てるためには試合に起用する。方や、いちいち成約された中での監督業を強いられていそうな雰囲気の「一新」では育つものも育たない。

「一新」は目先を変えるだけの方法、「超変革」は本当にチームカラーを、球団そのものを変えてしまうほどの勢いを感じる。おそらく次にやり玉に挙がるのは鳥谷だろう。

いまのところ3位4位あたりで低迷している金本阪神だが、若さが弾けた時、どんな爆発力を見せるか楽しみであり脅威である。一方、高橋監督には早く操り人形から脱してチームを「一新」して欲しい。