窒素供給量を調べてみた
オーガニック栽培への関心の高まりから、今年はさらに別の水田で緑肥にもチャレンジしようと昨秋、マメ化の植物ヘアリーベッチを蒔いてみた。


蒔く時期が遅かったのか越冬するといわれるヘアリーベッチの葉は赤くなり、今にも枯れそうな状況に・・・。しかし、年を越して2月中旬ころになると緑色が蘇ってきたのだ。
そして3月に入ると生長著しく現在はこんな状態。

草丈は約30cmに近づき、さて10a(1反=1000㎡)あたりのヘアリーは何キロくらいになったのだろう。
ヘアリーベッチの一部の重さを量ってある係数を掛ける
50cm四方の枠を用意、特に繁茂してる部分において枠の内側を刈って重さを量る。




そして計量すると14.6kg

またやっちまった。空箱引くの忘れてたよ!まぁ引き算すればいいか・・・
空箱の重さは0.28kg

ということはヘアリーは50㎠あたり1.18kg。
10a(1反=1,000㎡)あたりの生草量は50cm角の4,000倍なので4,720kg。なぬ、まさかそんなに・・・
とりあえず仮にこの数字で計算すると、乾物率を含め窒素量は0.4%、そして窒素発現率はおよそ50%なので、10a(1反)あたりの生草量(kg)x0.002が反あたりの窒素量となるようです。
よって窒素量は4,720kgx0.002=約9.4kgとなりますが、あまりにも多すぎる。それもそのはず昨日は、ほぼ一日中雨降りだったのでヘアリーベッチの表面より下の部分は、しっとりと水分だらけ、そしてところどころ生長が乏しい部分も多く重量はあてになりませんでした。草丈で判断することにしよう。
それにしても近頃、雨が降る頻度が高く田面が乾かない状況が続いている。作業ができない。困った困った・・・。
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