経営の視点から考える「知財発想法」

これからのビジネスパーソンに求められる「知財発想法」について考える

お知らせ

2008-03-28 | イベント・セミナー
 情報サービス産業協会(JISA)様のJISAレポートに、先の法務・知的財産権セミナーでお話をさせていただいた「ソフトウェア特許の新たな可能性と戦略」の骨子を掲載いただきました。こういうアプローチで考えれば、ソフトウエア特許を有効に活かせるのではないか、と考えています。「本質の把握」で紹介させていただいたNRI知財部長・井上様の講演骨子も掲載されています。
URLは以下のとおりです。
↓↓↓
http://www.jisa.or.jp/news/632/download/311.pdf

研ぐ

2008-03-28 | プロフェッショナル
 日経ビジネスの今週号に鵤工舎舎主の宮大工、小川三夫氏の談話が掲載されています。
 「すべての基本は研ぐこと
 その意味するところは、宮大工にとって研ぎはすべての基本であり、自分で研いだよく切れる刃物があれば、それを使っていい仕事をしたいと思うようになる、ということだそうです。さらに、「研いで研いでいくと、だんだん嘘がつけなくなってきます」とのこと。
 知財人としても、自分の使う道具を‘研ぐ’ことがすべての基本になるのでしょう。その道具は‘知的財産権’となるのですが、ここで難しいのは‘研ぐ’というのがどういう行為かがなかなかわかりにくいということ。何が‘研ぐ’という行為なのかは、同じ知財人でも自分の立とうとしているポジションによって違ってくるのだと思います。そして、研いでいくと嘘がつけなくなる。その意味を自分の頭で理解せずに、「知財が重要だ」、「これからは価値評価だ」とか、嘘とまではいいませんが、軽々には言えなくなってくるんです。たぶん。