アラブのうわさ

アラビア語、アラブ文化、イスラーム(イスラム)等に関する話題を元留学生が等身大でお伝えします!

アザーンとイカーマの間

2006年07月07日 22時56分42秒 | Weblog
 礼拝の時間を知らせるために唱えるのが『アザーン』で、その後礼拝を行う時に唱えるのが『イカーマ』というのは、だいぶ前の記事で書きました。マレーシアでもイスラーム大学の敷地内ではいたるところにスピーカーが設置されていて、礼拝の時間になると大音量でアザーンが放送されます。
 アザーンとイカーマの間というのは、サウディやエジプトでは早朝の礼拝の時で20分くらい、昼と午後の礼拝の時だと15分くらい、日没の礼拝の時には5~10分くらい、夜の礼拝で15分くらいとなっていて、その間に人々は礼拝に集まり任意の礼拝をしたりクルアーンを読んだりします。
 ですがマレーシアだとこの2つの時間が非常に短く、どの時間帯でも10分以上待つというはまずありません。ムアッズィンがアザーンを唱え、任意の礼拝を終えるとすぐにイカーマという流れになるのです。
 幸い目下モスクに住んでいるため、いつもちゃんと集団礼拝に参加できています。アルハムドリッラー(アッラーに讃えあれ)。