アラブのうわさ

アラビア語、アラブ文化、イスラーム(イスラム)等に関する話題を元留学生が等身大でお伝えします!

動物病院

2005年12月26日 22時33分19秒 | Weblog
 これまたとんでもないうわさを聞いてしまいました。
 なんとイスラーム大学の病院の医者は獣医だというのです!
 なぜかというと、外国人学生達はアラビア語があまり達者でないため自分の症状をうまく伝えることができない、よって怪我や病気をしてもそれを言葉で言い表せない動物と一緒なのだとか・・・
 まあこれは笑い話で、大学の病院のスタッフは一応医者だと思います。医師はエジプトとサウディ人とがいるのですが、正直なところエジプト人医師の方が怠慢で傲慢なサウディ人医師よりかはまだあてになりそうです。ただ医者とはいえエジプト方言でまくしたてるので、結局のところ意思の疎通が困難なのに違いはありません。やはり、私達に必要なのは獣医なのでしょうか(笑)。

試験の経過

2005年12月26日 22時30分58秒 | Weblog
 試験が始まりました。
 ですが口答試験は運悪く、教室内で一番最初に受けさせられる羽目に。
なぜ最初がよくないかといいますと、質問の内容はパターンが決まっていて、順番が後の人は先に試験を受けた人から出題内容を教えてもらえるからです。
 また試験の担当の先生によって評価も大きく変わります。仲のいい先生だとゲタを履かせてくれることもあるのだとか。そういった意味ではクルアーンの試験はいろいろと世話を焼いてくれている副学院長が担当だったのでよかったです。
 とはいえ、クルアーンに関しては試験といってもまるでクイズに答えるようなかんじでした。出題の仕方は章の最初から最後まで読ませるのではなく、章の半ばの1節を先生が読み、その続きを自分で暗誦するのです。例えば『買い物しようと町まで出かけたら』と先生が言ったら『財布を忘れて愉快なサザエさん・・・』と繋げて答えていきます(もちろん、クルアーンはこんなに簡単じゃありませんが)。
 ただいま筆記試験の最中ですが残りもあとわずか。頑張って乗り越えていかなくては。