萬谷さんから、「ひな祭りも近づいたので、人間国宝が造った立ち雛を飾ったので見にお出で!」とお誘いを受けた。写真に撮っても良いよと言われたので、早速出かけた。萬谷さんの店の左側から階段を登ると、作家さん達の作品が並ぶ先の床の間に、この立ち雛は飾られていた。
お雛様のお顔は仏師だった江里康平さんが、衣装(截金・きりがね)は人間国宝の江里佐代子さんの合作らしい。
この時期は、酒田市や鶴岡市が中心になり、雛街道として家々に飾られているお雛様を見て歩くツアーが組まれているが、それには載せないのだそうだ。雛街道のツアーでは、大型バスで来た観光客が大勢で店に入られ、それではおもてなしも接客も出来なくなるので、少人数で見に来て欲しい。その時には、抹茶とお菓子で、どなたでも歓迎したいとの話だった。酒田商人の心意気である。
(株)萬谷さんはこちら 早速、抹茶をご馳走になった。
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