今回のアカデミー賞で、最多8部門を獲ったスラムドック$クイズミリオネアで、子役を演じた子供達の家が、インド・ムンバイ市当局に取り壊された。アカデミー賞のお祝いに、家を建ててあげる約束は守られるどころか、下水道の上に建った不法建築のスラム街は、見る間に壊された。事前に連絡があった訳ではなく、早朝やってきた市の職員に竹の棒でたたき起こされ、家を出て行くように言われたそうだ。彼らを含む30世帯は、路上で暮らす事になる。映画関係者も、何とか救いの手を差し伸べたいと言っているようだが、すぐの解決には結びつきそうにもない。インドには、カースト制度が残っており、下級の者は救われない実状にある。
さて、もう一方のアカデミー外国語部門賞をうけた「おくりびと」効果を受けて、観光客が激増した酒田市では、NKエージェント(旧小幡)の開所以来、1ヶ月で3万人の来場者があった。昨日、その3万人目の人に記念の花束が贈呈された。特に混んだのはGWの時で、あまりの人数に入場制限もしなければならなかったそうだ。
2つのアカデミー賞受賞の映画のロケ地の反応と明暗は、どうした事なのだろう。子役達の出演料はきっと1回きりの契約で成り立っているだろうから、高くはないと思うし、あの映画自体制作費は安かったとも聞いている。不法建築の撤去に乗り出したムンバイ市は、あの映画を町の恥さらしとでも感じたのだろうか。
さて、もう一方のアカデミー外国語部門賞をうけた「おくりびと」効果を受けて、観光客が激増した酒田市では、NKエージェント(旧小幡)の開所以来、1ヶ月で3万人の来場者があった。昨日、その3万人目の人に記念の花束が贈呈された。特に混んだのはGWの時で、あまりの人数に入場制限もしなければならなかったそうだ。
2つのアカデミー賞受賞の映画のロケ地の反応と明暗は、どうした事なのだろう。子役達の出演料はきっと1回きりの契約で成り立っているだろうから、高くはないと思うし、あの映画自体制作費は安かったとも聞いている。不法建築の撤去に乗り出したムンバイ市は、あの映画を町の恥さらしとでも感じたのだろうか。
建築関係を志す娘さんの希望で
旅行がてら酒田に行った友人がいます
行ったことはないので教えられなかったのですが
新庄を通る道とか真下記念館とか
cakeさんのブログで知ったことを教えました
残念ながら<おくりびと>の事務所までは
行けなかったようです
cakeさんのブログで行ったような気になっていますが
いつか本当に行ってみたい
建築を志すお嬢さんなら、土門拳記念館はとても良い教材になると思います。建築されたのが1983年なんですね。改めて時の流れの速さを感じますが、この建物は時間に負けてはいません。(隣の国体記念体育館は、同じ事務所の設計ですが、とっくに負けています。あ、余計な事を言いました。)
お幸さんも、里帰りの時がありましたら、是非寄ってみて下さい。NKエージェントの小幡は、1年契約で借りているので、その後がどうなるのか分かりません。どうか早めにお越し頂ければと思います。
映画ではないオーストラリアを見る視線も、日本人とイギリスの方とでは、随分と違うのかなとも思います。人間としての負の部分は、誰でもが持っている気もしています。
経済の悪化で派遣切りにあった、家を持たない人達がますます増えています。派遣社員の仕事をしても、漫画喫茶やネットカフェで寝泊まりする人が都会ではかなりの数になっているそうです。
格差は広がる一方で、私も正直どうしたら良いのか分かりません。
おくりびとの中で、納棺の仕事も、まぁそんな仕事の一つとして見られていたようですね。