無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

東北公益大屋内練習場現場見学

2018-08-09 15:06:50 | 建築・都市・港

9日の午前、夢ネットの現場見学の予定だった。集合時間の5分ほど前に、待ち合わせ場所の公益大の駐車場に着くも誰もいない。何故だ。
おもむろに見学会の案内書を取り出して見ると、20分遅れての時間だった。これは、遅刻魔の自分に配慮した粋な計らいからだった。(←バカか!)

写真は、出羽大橋と鳥海山を臨む。

駐車場から各自が現場まで歩き、全員が集まるのを待つ。続々と見学者が訪れた。こんな集まるのか!

 

屋内運動場棟。120x240の柱の間隔は480mm。ここに120x330の梁が架かる。せっかくの木材だが、防火の為に仕上げ材で見えなくなるとのこと。

木造在来工法の屋内練習場と運動部の寮である。3つの塊が廊下で繋がっている。ここは敷地が斜面になっているので、床の高さは棟毎に変わっていると思う。

目的が、酒田産材の杉を使用した建築で、通常の建物の見学会なら平面図など概要が分かる物が渡されるのだが、この回は木材の仕様と数量に特化した物だった。

土台だけは、栃木産の桧を使い、他の材料は無垢の構造材・集成材(CLT)・下地材は酒田産材の杉だそうだ。

集成材(CLT)は秋田県大館市の2箇所の工場で、酒田産材を加工したようだ。集成材の含水率や強度は設計事務所の指示による。

2階部分は、間柱取付まで行われていた。我々が入って見学出来たのは寮の方である。

当然だろうけど、金物の本数が凄い。床の合板は下地も兼ねて30mmほどの根太合板が使われている。

柱は120x120。梁は120x240でほぼ統一している。製材所では直径300mmの丸太を製品に曳く為、通常最も使用される120x120と120x240を使って貰えるようにと設計の段階で打合せをしたらしい。その為、120x240の梁なら3600mmのスパンも飛ばせるのだが、間柱のある909-1818間でも同材が使われていた。同じ部材なら補強金物は使い易いと言った所か。木材の石数は増えるが、人件費は同じだ。

寮などの建物部分の柱は無垢材だったが、屋内運動場は集成材(CLT)が使われていた。
ちなみに床に張られている合板はLVL(単板積層材)と呼ばれている。

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