1月に入ってからもイカ人参を作る。ピーラーや細切り器具を使っての人参の切り方は、歯触りが悪いと料理研究家の土井喜晴氏(年配者には、土井勝氏の次男と言うと判るかな)が仰ったので、必死になって人参を切り倒す。まさしく苦行のようである。その千切りの大きさを「マッチ棒のように。」とも言っていたが、平成生まれの若者は、果たしてマッチを知っているだろうかと、昭和生まれは考える。その平成も来年までである。
何時の時代も、「最近の若者は!」と年寄り(私)は言うが、今年の沖縄の成人式は荒れたことを聞かない。沖縄の若者は温和しくてとても利口になったとも聞く。新聞やTVの媒体ではなくネットの普及で、今の沖縄が大変な事になっていると、若者が知っていると言う訳だ。若者が利口になっていくと反比例して、今年の成人式は大の大人が夢をぶち壊した。着物の着付けやレンタル会社の「はれのひ」が計画倒産をして、社長はシンガポールに高飛びしているらしい。ずっと前から積み立てをして、晴れの成人式に向かおうとした若者達に、なんてことしてくれんだ。成人式は一生に一度なんだぞ。(私には案内が届かなくて参加しなかったけど)振り袖を着る機会なんて、本当に少ないんだぞ。和装が最初で最後の人だっていただろうに。と憤慨している。
おっと、話がそれた。人参の話だった。。何処とは言わないが、別々の店で手に入れた人参。片方が150円(税込)片方が158円(税抜)。4本対10本だぞ。わははは。