無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

公開プレゼンテーション

2016-06-13 09:47:44 | 酒田

酒田駅前周辺の再開発、つまりは長年の提案だったジャスコ跡地の開発計画の公開プレゼンテージョンが、日曜日に公益大で行われた。

「一日がかりなんだと。」と言う噂は本当で、5案が発表される。会場は拍手や掛け声、写真撮影は駄目で、ただ黙々と聞いていた。

審査員や関係者は、提出された会社名は判るのだろうが、一般聴衆には誰が誰やら、わからない。設計事務所とタイアップした所もあれば、デベロッパーや建設業者が、建物の設計以外に予算回収運営に至るまで、事細かに提案する。審査員は8名。良い設計なのか、予算が中心なのか、何を基準に選ぶのかは判らない。

どんなに良い案でもコメンテーターが上手でないと、相手に伝わらないことも判った。酒田市斎場の時は非公開プレゼンだったが、これからの酒田市は公開の方にシフトしていくのかな。設計で一番斬新なのは、E案だと思った。

6月13日から16日まで、市役所の1階フリースペースにパネル展示がされる。6月の下旬に事業予定者と次点者が発表される予定である。

長丁場なので、昼食を摂る。ラーメンでもと思ったが、ガソリンスタンドに寄ったついでにト一屋で牛乳とお寿司を買い、食事の場所にスワンパークを選んだ。

スワンパークの水辺では、テントを張ってバーベキューをしている楽しげな一団がいた。私はそこから離れて・・・簡易トイレの脇で食べた。仕方がなかった。前を見れば黄色の絨毯が広がっていた。タンポポに似た外来種である。もう何処にでも蔓延っているが、見た目には綺麗である。

その草むらから鳥が出入りしている。ヒバリだ。

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船場町界隈(長いよ~)

2016-06-13 00:02:52 | 建築・都市・港

始めに、がっつりと長い写真や文章が、「二重投稿です。」の表示が出たので、消したらまるっと全部消えた。どうすりゃいいのさ。

書いた物を思い出しながら載せてみるのだが、前の文と違っていたらご免なさい。

バスから降りた出発点は、山王くらぶの駐車場だ。 実は昔、山王くらぶの利活用の会議に出た時に、「沢山の観光客を迎えるには、それだけ大きな駐車場が必要だ。酒田市は、廃業した印刷屋さんの土地建物を買って、駐車場にすべきだ。」と発言したのが功を奏して酒田市は動いた。バスも何台も止められる駐車場になり、敷地の周りを黒塀で囲み、景観に配慮した有り難い駐車場になっている。

老舗の魚屋さん。

アスファルト舗装に目地を入れた道路。石を塡め込んだよりも歩きやすい。

黒い瓦が綺麗だと撮す。あの小さな切り妻屋根は何だ。連立する町屋ならウダツの可能性もあるのだが。

そのお宅の延長である。

玄関戸の手作りのガラスが素晴らしい。その後ろの木製建具のガラスもアンテーク調で素晴らしい。

ご存じ、上喜元の酒田酒造である。この赤い玄関戸の橋本家は、欅の大鴨居が素晴らしいが、現在は蔵とも見学を止めていると言う。えええっ。

ウナギ料理の美味しい玉勘と、家坂邸が見える。

船場町は傾斜地である。敷地は石垣や土留めで確保されているのだが。

段々畑ならぬ、段々敷地で、各々土留を行うのだが、年代や個性で全く違う土留めが並んでいる。

新しい建築も、塀の色を黒くすると、その町にマッチする。

秋野さん宅は美しい。

格子も良いが、木枠の欅材も綺麗だ。

庭の樹木も凄い。

その脇は池田小路と呼ばれている。歩いても楽しい道である。

様々な外壁があるが、日本では板が一番だと思う。ただし、塗装を行うなどのメンテは必要である。

敷地に置かれた石の社。

池田小路の先は、ますます狭くなっていた。

大通りに出る。

酒田港や工場地帯、北港に向かうトラックの行き交う道路である。左の建物は合同庁舎で税関や海上保安庁が入っている。

海洋センターと市民みなと市場が見える。海洋センターの展望台が、耐震診断でアウトになり、取り壊されたのは残念だ。

さて、問題の秋野氏の土蔵に向かう。

その奥には、大きな栗の木が花を咲かせていた。

この建物は、随分と前から気になっていた。単に市民の力で板で隠せば良いかなと考えていたが。柱の足下は腐り、このまま放置すると倒壊の恐れがあると思った。

荒木米屋さんの旦那さんんと声を交わす。ここで2グループが顔を合わせる。町歩きの内容は奥さんに伝達され、庭を見ても良いよとの許可を得る。

庭も素敵なのだが、実は建物も凄い。今回は撮して来れなかった。

庭の角に、お稲荷さんが祀られてあった。驚いたのは、その社の上に大きな銅板の屋根を二重にかけて祀られていることだった。

この庭は、カモシカが現れたとニュースにも出てた庭だ。その時、我が家の前でも警察によって非常線が張られていた。

瓦が面白いと言うことになり

軒の瓦に、波の絵が描かれていた。

火防せのタブ。酒田は大火の多い町で、強い西風からと火事から建物を守る為、タブノキを植えたのが残っている。

さて、これは無人の家が植物に乗っ取られた様子ではあるが。

ワラビがあったり。私的には面白い。

この実が大きくなる頃、町内の駄菓子屋では、「ゆの実鉄砲」と呼ばれる竹を利用した水鉄砲のような形の玩具が売られた。竹の筒の先にこの実を入れ、さらに小さな竹で筒の中を突く。空気圧を利用して、ポンと威勢の良い音を立てゆの実が飛ぶ。顔に当たると痛い。現代の子供達はビービー弾やら、精巧に作られたオモチャの銃で戦闘ごっこをするが、昔はこれだった。木の名前は榎(えのき)だそうだ。

桑の実

モミジイチゴ

 

広すぎて、歩いて楽しくない道

あの干している植物は何だろうとの話になった。多分月遅れのこどもの日の菖蒲ではないかと。

昔、船場町は海だった。陸と海の境がこの段差なのだが。

後ろに見えるのはマンション。高台の手前の左の建物は山水ホテル。友達の家だった。

左上の木製の手すりは、展望台。

船場町は元々湊だった。父の話では、度々洪水などで、地形が変わったそうだ。神明坂は湊から、酒田に入るのに重要だった。

昔は趣のある階段だったが、あまりに綺麗になりすぎて、まったく面白味もない。

一部、踊り場には、過去の石も設置はしてるが、なんとも情緒はない。かろうじて周りの石垣が・・・おっと、そりがあるぞ。武者返しもついてる。(笑) 熊本の石垣を思い出させてくれる、ただしこの石垣も耐震には問題があるようだ。

このまま上ると、金毘羅さんと皇大神社があり、日和山公園へと続く。

この左には、イケメンが映りすぎているので載せられない「芭蕉坂」がある。

このマンションが建つ時には、本当に大変だった。最上川と酒田湊への展望がなくなると、割烹小幡(おくりびとのNKエージェント)は裁判にも訴えたが、違法ではないと負けた。その後、小幡は廃業する。

家坂さんの住宅は素敵だ。この黒塀の長さを見るに、庭も素晴らしいのだろうと推測はつく。

酒田ならではの妻入りの建物である。

軒瓦は、荒木さんと同じく、波の模様があった。

北前船の米を降ろして、そのバラストに石も積み込まれた。

玉勘の大広間の建物の屋根が、こんなに立派だったって、誰も気がついていなかったらしい。

伊藤宅

住んではいないようだ。

隣の駐車場から、、のぞき見をする。

床下の換気穴の美しさ

庇の銅板の面白さと、高窓の庇(互い違いの板材と板金)。このままにしておくには勿体ない。

醤油と味噌が美味しい市原さん

 

面白い物があると店に寄る、。ここは金魚も売っているのか。

中は涼しくて気持ちが良い。

 

小学生に渡す約束で、暑い日が続き(羽化が早まるのが心配)で、冷蔵庫に入れようと判断したようだ。店主の「冷蔵庫・・」の言葉に、冷たい水でもご馳走して貰えるのかと期待したら違っていた。

この蝶の名前を聞いたら、ネットでググって欲しいそうだ。「沖縄・金色・さなぎ」で、ヒットしたのが「オオゴマダラ」だった。画像を辿って行くと、幼虫の生態も載っていた。見ねば良かった。ぐぐぐっ。

コメント (8)
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