無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

12月8日

2010-12-08 20:44:30 | 社会
この日は、ジョン・レノンの命日で、真珠湾攻撃の日でもある。どちらにしても物騒な記念日なのだが、それぞれに掘り下げていくと深いものがある。昨夜、BSの何処かの局で、ジョン・レノンを殺害したのは誰かと言う番組を放映していた。実行犯のマーク・チャップマンの背後で、CIAが暗躍していただの、直接CIAとは接触していないので、YMCAを通してだのと、様々な憶測の元に番組は進行していた。

「CIAは少し分かるけど、YMCAって、西城秀樹の歌?」ぐらいの知識の私は、早速ググってみる。本当はユースホステルと思っていた。ふんふん、なるほど。立派過ぎる活動ばっかりだね。もし、「実行犯=CIA+YMCA+マインドコントロール+催眠術による殺人示唆」がガセであるなら、とんだ災難だ。チャップマンの他に実行犯がいたと言う話もあった。撃たれた弾丸の数が、一丁の拳銃では無理だとする検証である。目撃者は多数いたはずである。今になっても、こんな憶測が飛び交うのは、ジョン・レノンがある意味重要な人物あったからに他ならない。ジョン・F・ケネディと同じ構図なのだそうだ。あんなに大勢の人が目撃者だったのに、未だに謎が多いと言うことなのだろう。

さて、そのチャップマンだが、6度目の仮出所を今年の9月にも迎えたのに、やはり却下になった。オノ・ヨウコが反対したと言う話だが、社会に出てくると、本人の命も危ないのではとも考えられる。彼の犯行直前の、ジョンと一緒に写った写真も見た。ごく最近のチャンプマンの写真と比べると、あまりに違っていて驚いた。これじゃ、誰も彼だと判らないんじゃないか?それでも、仮出所は駄目なの?

折しも、今年はジョンの生誕70周年だ。彼の時間は、遙か昔の12月8日で止まってしまったが、生きていても、あのまま生き方は変わらず、ヒョウヒョウとした爺さんになっているのではないだろうかと思う。今日は一日、イマジンを何度も聴いた。
コメント (4)
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